指2本骨折&20針縫う大怪我、わずか1か月半で全国3位に “元・ネガティブ思考高校生”の転機は一人暮らし――筑波大・勝くるみ

持久力UPとフォーム改善で高校時代から自己ベストを3秒26更新
中学1年で陸上競技を始め、白梅学園高(東京)2年時にはU20日本選手権で3位、3年時には国体で5位に入るなど、全国で活躍。大学入学後にはタイムを3秒26縮めて、2分4秒99の自己ベストを持つ。成長の要因は、冬季に駅伝組に混ざって持久ベースの練習を行ったことと、フォーム改善に取り組んだこと。上半身を使った走りを追求し、「だんだん良くなってきている」と手応えを感じている。
次は7月の日本選手権に出場予定。怪我の状態については「次は普通の手になっているかな」と目を輝かせる。日本記録保持者のスーパー高校生・久保凛(東大阪大敬愛高・3年)の出現で盛り上がる女子800メートル戦線。「日本選手権ではハイレベルなレースになると思う。自己ベストと筑波大記録(2分3秒45)を更新して決勝にも進みたい」。心も体も万全にして国内最高峰の舞台に挑む。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)
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