「サンマルクのクロワッサンが…」 入学1か月で関東2冠ルーキー、膨らむ大学陸上への期待と“最速女王”の野望――青学大・杉本心結

ピアス、ネイル、アルバイト…大学生らしい競技生活に膨らむ期待
まだ初々しさが残る18歳。ピアスを開けて、ネイルも施し、ちょっぴり大人の階段を上った。「(中継を観た)後輩からも『かわいくなった』ってDMが来てやる気になった」と笑顔。先輩たちが部活と両立しているアルバイトにも興味があり、「カフェでやるのが憧れ。サンマルクのクロワッサンが好きで、社割があるみたいなので働きたい」と大学生らしい競技生活に期待も膨らむ。
もちろん本職は陸上。これまで100メートルの全国優勝はない。高校3年時に出場した国民スポでは、準決勝で11秒51(追い風2.0メートル)の好タイムを記録してトップ通過も、決勝で競り負けて3位だった。
「陸上での唯一の悔しさだったので、大学で叶えたい。走りよりも精神的な強さを磨いていきたい」
初の関東インカレは4×100メートルリレーも制して2冠を達成。200メートルも含めて計8レースを走り切った。大学陸上はまだ始まったばかり。次は6月の日本インカレ。高校で手に入れられなかった“最速女王”の称号を掴みにいく。
(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)
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