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新採用の低反発バットは「球が重く感じる」 出場各校も対策入念、練習で発見した飛ばない利点とは

 第96回センバツ高校野球(3月18日開幕・甲子園)の選考委員会が26日に開かれ、出場校32校が決定した。今大会の注目の一つは新たに導入される新基準の低反発バット。各校は対策に乗り出し、8年ぶり7度目の出場を決めた東京王者・関東第一も適応に余念がない。高橋徹平主将(2年)は「球が重く感じる」と印象を語り、2000年から指揮する米沢貴光監督は「可能性は広がると思って受け止めている」と前向きに明かした。

センバツ出場が決まり、笑顔で撮影に応じる関東第一ナイン【写真:中戸川知世】
センバツ出場が決まり、笑顔で撮影に応じる関東第一ナイン【写真:中戸川知世】

センバツから低反発バット導入、東京王者・関東第一の印象とは

 第96回センバツ高校野球(3月18日開幕・甲子園)の選考委員会が26日に開かれ、出場校32校が決定した。今大会の注目の一つは新たに導入される新基準の低反発バット。各校は対策に乗り出し、8年ぶり7度目の出場を決めた秋の東京王者・関東第一も適応に余念がない。高橋徹平主将(2年)は「球が重く感じる」と印象を語り、2000年から指揮する米沢貴光監督は「可能性は広がると思って受け止めている」と前向きに明かした。

 出場した11月の明治神宮大会後からチームは低反発バットを練習に導入。高橋主将は「前のバットより球が重く感じる」と言い、球が飛びにくくなっていると実感。一方で「時間を掛けることで、よりチームの良さを出せるのではないか」とも言う。チームの武器は機動力。「芯に当たらないと飛ばないが、バントの勢いは殺しやすくなったので使っていきたい」と利点も発見し、小技の練習にも時間を割いた。

 守備練習では打球音が従来より鈍く聞こえるため、前に落ちると思った球が外野手の頭を越えることも何度かあった。「最初は外野手も捕れないような反応だったので、慣れるのが大変な思いはあった。でも、野球を更に追求していけば可能性は広がると思って受け止めている」と米沢監督。「思ったように飛ばなくなっているが、飛ばすことが野球じゃないと選手に常々求めている。より率が良くなることを強めて欲しい」と選手たちに期待を寄せた。

 明治神宮大会後、練習試合3日間と多くはない実戦の中で「12月中旬くらいには新バットに感覚を合わせられた」と監督は自信を明かす。この日、修学旅行から帰ってきたばかりの2年生たち。高橋主将は「ハメは外し過ぎないようにしつつ、楽しかった」と明るい笑顔を見せた。センバツ前最後のリフレッシュ期間で、秋はあと一歩届かなかった日本一へ、低反発バットともに甲子園に乗り込む。

(THE ANSWER編集部・中戸川 知世 / Chise Nakatogawa)

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