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センバツ最速153キロから大会No.1投手へ 専大松戸の大器・平野大地が意識する全国の3人

第95回センバツ高校野球(3月18日開幕・甲子園)の選考委員会が27日に開かれ、記念大会の今年は例年より4校多い出場36校が選出された。昨秋の関東大会準優勝の専大松戸(千葉)は2年ぶり2度目の出場が決定。最速151キロのドラフト候補右腕・平野大地投手(2年)にとっては初の全国大会となる。「まずは自分の持ち味である真っ直ぐが全国の舞台でどのぐらい通用するのか確かめたい」と静かに闘志を燃やし、変化球の強化に取り組んでいることも明かした。

センバツ出場が決まり喜ぶ専大松戸【写真:編集部】
センバツ出場が決まり喜ぶ専大松戸【写真:編集部】

専大松戸は2年ぶり2度目のセンバツ出場、エース平野「センバツ最速狙いたい」

 第95回センバツ高校野球(3月18日開幕・甲子園)の選考委員会が27日に開かれ、記念大会の今年は例年より4校多い出場36校が選出された。昨秋の関東大会準優勝の専大松戸(千葉)は2年ぶり2度目の出場が決定。最速151キロのドラフト候補右腕・平野大地投手(2年)にとっては初の全国大会となる。「まずは自分の持ち味である真っ直ぐが全国の舞台でどのぐらい通用するのか確かめたい」と静かに闘志を燃やし、変化球の強化に取り組んでいることも明かした。

「センバツ最速を狙いたい」。穏やかだが確かな口調で、平野は言い切った。ベスト8以上の成績とともに目指すは大阪桐蔭・藤浪晋太郎(現アスレチックス)などが持つ153キロの記録更新だ。身長182センチ、体重86キロ。この冬は下半身の強化に力を入れ、夏から体重を2、3キロ増量した。

 夏に肋骨を痛めた影響もあり、秋の関東大会は3試合全てリリーフでの登板だった。怪我の状態については「ほぼ完璧に近い」と順調に回復し、上沢直之(現日本ハム)らを育てた持丸修一監督も先発復帰を明言。平野自身も「全試合自分が投げて勝つ、ぐらいの気持ちでマウンドに上がりたい」とフル回転を誓った。

 怪我をした経験は、自分のフォームを見直すきっかけになった。「上半身に頼っていた部分があった」と故障の原因を分析し、「下半身を使えればもっと楽に投げられるし、球の質ももっと上げられる」と下半身強化に着手。監督とも相談し、関東大会後は年明けまで投球は行わず、短距離メインの走り込みやウエートトレーニングに力を入れた。

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