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名門・静岡学園が4強 青森山田との準決勝に指揮官煙幕「100%で行って0-8かも…」

“横綱”青森山田にどう立ち向かう?

 静岡学園は、井田勝通前監督の時代から徹底的に技術にこだわって選手育成を行ってきた。OBには、現在、Jリーグで活躍するMF大島僚太や、東京五輪に出場していたMF旗手怜央(ともに川崎F)らがいる。

 一方、青森山田は現代の高校サッカー界のシンボル。強烈なプレッシングから素早い速攻を繰り出すチームで、今大会は大量得点で勝ち上がっている。先制点をアシストした静岡学園のMF古川は「青森山田は、高校サッカーなら横綱的な一番の存在になっているから、そこを倒して優勝したい」と意欲を示した。

 3月に時の栖チャレンジカップという親善大会で対戦した際には、4-3で勝っている。ところが、川口監督はあくまでも勝敗に関しては控え目。「青森山田のボールを奪う迫力は、すごい。ロングスローは、脅威。守ろうと思っても守れない。同じ土俵ではやらない。プレスをかけて、球際で負けるな、なんてやったら、絶対0-8になる。そういうサッカーをしないように、逆の発想で行きます。(ボールを奪わせず)相手をイライラさせるくらいのサッカーができれば、0-3くらいにはできるかな? 0-3なら十分でしょう?」と、ボールキープ力を武器とした戦い方をにおわせながらも、再び敗戦予想のジョークで煙に巻いた。21日に行われる準決勝は、どんな試合になるのか、注目される。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)

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