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四日市中央工、浅野拓磨の弟がドイツ留学へ 資金援助は兄「挑戦するのはいいこと」

第98回全国高校サッカー選手権は5日、準々決勝が都内2会場で行われた。四日市中央工(三重)は矢板中央(栃木)に0-2で敗れ、4強入りを逃した。日本代表FW浅野拓磨(パルチザン)の弟・快斗(3年)はスタンドから兄が見守る前で後半から出場するも、得点を奪えず。卒業後はドイツ留学を目指すと明かした。

後半から途中出場した四日市中央工の浅野快斗【写真:宮内宏哉】
後半から途中出場した四日市中央工の浅野快斗【写真:宮内宏哉】

8強敗退の弟・快斗、当初は就職検討も兄の支援で決断、目標はアザール

 第98回全国高校サッカー選手権は5日、準々決勝が都内2会場で行われた。四日市中央工(三重)は矢板中央(栃木)に0-2で敗れ、4強入りを逃した。日本代表FW浅野拓磨(パルチザン)の弟・快斗(3年)はスタンドから兄が見守る前で後半から出場するも、得点を奪えず。卒業後はドイツ留学を目指すと明かした。

 試合終了のホイッスル。得点を奪えず、天を仰いだ。快斗は2点を追う後半から出場。ドリブルを仕掛けるなど果敢に攻めたが、及ばなかった。兄・拓磨からは大会前、「選手権は特別な場所。人を変えるし、その先も変わる」と激励を受けており「簡単じゃないのは分かっていたけど、やはり思い通りにはいかなかった」とうなだれた。

 兄の背中をこれからも追いかける。第90回大会で、当時2年生の拓磨が決勝までの全試合でゴールを決めて得点王になり、四中工の準優勝に貢献した。当時小学生だった快斗は会場で活躍を目に焼き付け、同校に入学を決めた。卒業後はかつて兄がプレーしたドイツに留学するつもりだという。「(入団するチームなどは)まったく決まっていないので、向こうでトライして捕まえてもらうのを狙っている」とトライアウトなどで道を切り開く。

 最初は就職しようと思っていた。しかし、両親からは「海外に行くのもアリだ」と背中を押された。海外をよく知る兄に相談。「お金の面もかかるので、返すのが当たり前で『やる気があるなら挑戦するのはいいことだ』と言ってもらった」。兄もプレーした地でサッカーをする気持ちが膨れ上がり、留学を目指すと決めた。資金面などで拓磨から援助を受けながら、プロという夢を叶えるつもりだ。

 自身と同じくドリブルを得意とするベルギー代表FWエデン・アザールがプレースタイルの目標だが「兄貴は人間的に素晴らしい」と内面は兄を見習ったサッカー人生を歩む。「3年間は短かったなという思い。(点が取れず)仲間に申し訳ない」と悔やんだ快斗。この悔しさを海の向こうで必ず生かす。

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