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佐々木朗希の負傷、聞き慣れぬ「インピンジメント症候群」とは 専門家の解説「全治に関しては…」

原因は多岐に…可動域・筋力・投球フォーム・運動負荷など

 そして、佐々木投手に関して、インピンジメント症候群になる原因を特定し再発を防ぐ必要があります。その原因は多岐にわたると思います。可動域・筋力・投球フォーム・運動負荷などが挙げられます。

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 痛めた場合、筋肉が硬いからといって、ストレッチ、マッサージのように筋力を緩めることが良策と考える方も多い印象ですが、筋肉の硬さが原因ではなく、肩関節部分の緩さや不安定が原因になっているケースも多くあります。緩さ・不安定な肩の場合は、ストレッチやマッサージをしすぎることが逆効果になるので、力が入りやすいように骨の位置の修正や、筋力トレーニングが必要になる場合も多くあります。

 佐々木投手のようなトップアスリートのメディカルスタッフは、痛みの原因を分析し、少しでも早く復帰できるように対応していると思います。全治に関しては、個々の症状で相当な幅があるのが、この怪我の特徴でもあります。ロバーツ監督の談話を見たところですが、復帰までは数週間でしょうか。

 焦らずしっかりと治して、マウンドでご活躍することを祈ってます。

(THE ANSWER編集部)

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新盛 淳司

芝浦田町スポーツ整骨院・はり治療院院長

柔道整復師、鍼灸師

新浦安しんもり整骨院入船院、新浦安しんもり整骨院今川院代表も務める。関節ニュートラル整体普及協会会員。サッカー元日本代表MF中村俊輔さんをセルティック時代から専属トレーナーとして支えるなど、トップアスリートのケアにも従事。

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