なぜ柔道の阿部一二三はこんなに強いのか 筋トレより睡眠した方が強くなる肉体的才能
日々の練習を100%の状態で臨み、100%の力を出し切ること
柔道は技がかかるか、かからないかで勝負が決まります。そして、世界大会のような一流の選手同士が戦う試合ともなると、お互いが100点の技、あるいは101点ぐらいの技を出せないとかかりません。それほどわずかな力の差でせめぎ合うトップレベルでは、いくら阿部選手でも、日々、質の高い稽古を続けなければ、勝ち続けることができないレベルです。
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昨今では、フィジカルトレーニングや食事の大切さも認知されてきました。しかし、競技力を伸ばすためには、スキル練習が最も重要です。筋肉がつきにくい中学生ぐらいまでは間違いなく、筋トレよりも自分に必要だと思う技術練習を、どんどん積み重ねてほしいと思います。しかし、技術の成長は中学生で止まる訳では有りません。技術を伸ばす努力は、どの年代であっても大きなエフォートを支払うべきです。
練習の質が下がれば、本当にすごい選手にはなれません。日々の練習を100%の状態で臨み、100%の力を出し切る。当たり前のことかもしれませんが、強くなるためにはこれがもっとも大切なのです。
<バズーカ岡田氏が指南、最短で体を変える自宅トレ!>
骨格筋評論家・バズーカ岡田氏が指南する体作りのアンサー「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」が好評を博している。
筋トレは、同じように動作しているつもりでも成果は0にも100にもなる。少しの知識と技術が足りないだけで、時間も労力も無駄になってしまう。本書は、解剖学、筋生理学、理学療法などを学び、実践の場ではトップアスリートから高齢者までを指導した著者が、筋トレをする人が知っておかないと損をする情報をまとめた一冊。わかりにくい動作を動画で確認するためのQRコード付き。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)
第1章 最速で体を変えるには技術が必要だった
第2章 最速で筋肉を「盛る」技術
第3章 知っておきたい筋肉の基本
第4章 最速で体脂肪を「削る」技術
「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」/サンマーク出版
1300円+税 ISBN-10: 4-7631-3622-4 ISBN-13: 978-4-7631-3622-0