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「一番最初に覚える変化球」の認識は誤り? 実は難解「カーブ」を操る森下暢仁の凄さ

「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、平和・人権・多様性など五輪を通して得られる様々な“見方”を随時発信する。多くのプロ野球選手も加入するパフォーマンスオンラインサロン「NEOREBASE」主宰、ピッチングストラテジストの内田聖人氏は今大会、投手の“球”を独自に解説。金メダル獲得を目指す侍ジャパンは24日に壮行試合・楽天戦(楽天生命)に3-5で敗れた。2番手で2回1失点2奪三振だった森下暢仁投手(広島)の武器の一つ、カーブについて聞いた。(取材・構成=THE ANSWER編集部・神原英彰)

壮行試合の楽天戦に登板した森下暢仁=23日撮影【写真:アフロ】
壮行試合の楽天戦に登板した森下暢仁=23日撮影【写真:アフロ】

「THE ANSWER的 オリンピックのミカタ」#12

「THE ANSWER」は東京五輪の大会期間中「オリンピックのミカタ」と題し、実施される競技の新たな知識・視点のほか、平和・人権・多様性など五輪を通して得られる様々な“見方”を随時発信する。多くのプロ野球選手も加入するパフォーマンスオンラインサロン「NEOREBASE」主宰、ピッチングストラテジストの内田聖人氏は今大会、投手の“球”を独自に解説。金メダル獲得を目指す侍ジャパンは24日に壮行試合・楽天戦(楽天生命)に3-5で敗れた。2番手で2回1失点2奪三振だった森下暢仁投手(広島)の武器の一つ、カーブについて聞いた。(取材・構成=THE ANSWER編集部・神原英彰)

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 まず、森下投手の凄さはコントロールにあります。どの球種でもストライクが取れるし、三振も取れる。この日投げた球種でもストレート、カットボール、カーブ、チェンジアップ、どれも精度が高い。国際試合で初見の打者はなかなか狙いを絞れないのではないでしょうか。

 投球動作では、森下投手の特徴は体を倒すようにして、腕を真上から投げ下ろす。メジャーでいうと、クレイトン・カーショー投手に近い。

 ストレートは縦のホップ成分が強く、その真逆のカーブをうまく組み合わせている印象です。狙い球からカーブは抜けることが多いので、例えば、初球に投げるなど、打者からしても嫌な球になると思います。

 森下投手のカーブは“強いカーブ”の印象です。ただ抜くだけではなく、全身を使ってボールに圧力をかけ、回転をかけられている。回転数がかなり高い印象で、毎分2700回転というデータもあるようですし、2イニング目の山崎剛選手には初球から2球続けた点を見ても自信があると思います。

 いろんな年代の指導をしていますが、カーブは「一番最初に覚える変化球」のイメージが強いですが、実は「一番難しい変化球がカーブ」という可能性すらあります。

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