韓国を破って初の決勝進出

　カタールで開催されているサッカーのアジアカップは6日（日本時間7日）に準決勝が行われ、韓国はヨルダンに0-2で敗戦。64年ぶりの優勝を逃して落胆する東アジアの雄とは対照的に、初の決勝進出を果たしたヨルダンは歓喜に包まれた。大会公式SNSは、試合後、一部の選手が激しく喜んだ映像を公開。これには日本人ファンから「嬉しいのは分かるが、ちょっとやりすぎ」「品がない」といった批判的な声が集まっている。

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　喜び方に問題があった。先制点を奪ったヤザン・アル・ナイマトはゴールのクロスバーの上によじ登ると、渡された国旗を広げた。その後はゴールネットの上に“ダイブ”。そのまま寝転んだ。体が完全に沈みこみ、自力で起き上がれなくなると、これを見たチームメートたちが下から押し上げて救出。クロスバーから降りたアル・ナイマトは悪びれる様子もなく、笑顔だった。

　アジアカップ公式X（旧ツイッター）日本語版が映像を公開すると、日本人ファンからは厳しい声も上がった。

「嬉しい気持ちは分かるけど普通に行儀悪いな」
「ちょっとやりすぎじゃないか？」
「普通に危ない」
「喜び方も斬新やな」
「これはレッドカードじゃないの？」
「これはやっちゃダメでしょ」
「普通に品がない」
「ゴールを何だと思ってんだよ」
「やりすぎ。敬意どうなってんの」
「ラモス瑠偉だったら怒ってる」
「スポーツマンシップがない国のやる行為」

　韓国の64年ぶりの優勝を阻止し、初のファイナリストとなったヨルダン。大会前の練習試合で日本代表に1-6で負けていたところからの大逆襲には称賛の声も上がっているが、試合後のマナー面には少々やりすぎだったかもしれない。