孫楊に抗議の2選手に対し…FINAの警告に英金メダリストが異議「言論の自由がある」
世界水泳(韓国・光州)で男子200メートル自由形と400メートル自由形で2冠を達成した孫楊(中国)。昨年のドーピング検査での妨害疑惑の渦中にある中国人スイマーに対し、400メートルで銀のマック・ホートン(オーストラリア)は表彰台に上らず。
疑惑の孫楊への抗議行動でFINAが警告も、ピーティーが異議唱える
世界水泳(韓国・光州)で男子200メートル自由形と400メートル自由形で2冠を達成した孫楊(中国)。昨年のドーピング検査での妨害疑惑の渦中にある中国人スイマーに対し、400メートルで銀のマック・ホートン(オーストラリア)は表彰台に上らず。200メートルで銅のダンカン・スコット(英国)もメダリストの写真撮影を拒否するなど、抗議行動が相次いでいる。そんな中、世界水泳連盟(FINA)は孫楊と、抗議の2人に警告を発したが、英国の五輪金メダリストは「言論の自由で警告を受けるべきではない」と異議を唱えている。英地元紙「デイリーメール」が報じている。
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疑惑の中国人スイマーに対しての抗議行動を見せたホートンとスコット。競技の枠を超え、各国のアスリートから支持する声が集まる中で、FINAは孫楊を含めた3人に警告処分を出した。
この処分に公然と異議を示したのは、2016年リオ五輪の男子100メートル平泳ぎ金メダリストで、今大会でも同種目で世界記録をマークして優勝したアダム・ピーティー(英国)だった。