韓国世界水泳、スタート台不具合に米も疑問符「問題は明らか」 異例の“復活措置”も
世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳が21日に開幕した。第2日(22日)の男子100メートル背泳ぎでは、スタート台の不具合によってスタートに手間取る選手が続出。シモーネ・サッビオーニ(イタリア)はスタートのための足場が壊れスタートできず、たった一人で予選をやり直し通過。またディラン・カーターも(トリニダード・トバゴ)も同様のトラブルのため再計測し、予選16位で準決勝進出するなど、ドタバタが相次いでいる。
100メートル背泳ぎ予選、トラブルで再計測した選手が準決勝進出
世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳が21日に開幕した。第2日(22日)の男子100メートル背泳ぎでは、スタート台の不具合によってスタートに手間取る選手が続出。シモーネ・サッビオーニ(イタリア)はスタートのための足場が壊れスタートできず、たった一人で予選をやり直し通過。またディラン・カーターも(トリニダード・トバゴ)も同様のトラブルのため再計測し、予選16位で準決勝進出するなど、ドタバタが相次いでいる。
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1人だけでレース――。ありえないようなトラブルで異例の光景が広がった。日本の入江陵介(イトマン東進)が全体5位で夜の準決勝に進んだ100メートル背泳ぎで、問題となったのはスタート台の器具だった。スタート直前に足を掛ける部分がずれるなどのアクシデントが発生。これにより、タイムを再計測する選手が出て、さらに準決勝進出者が入れ替わるなど、異例の事態となった。
米水泳専門メディア「SWIM SWAM」でも「ディラン・カーターは0.1秒抜き去り、トリニダード・トバゴの記録を樹立するために再び泳いだ」と題した記事で、この事態に触れている。
記事ではサッビオーニに続いて、カーターが同様の事態に見舞われたことを紹介。その上でカーターは2度目の泳ぎで、従来のトリニダード・トバゴ記録を破る、54秒03の記録をたたき出したという。