姿勢を正せば「腸活」につながる “体幹のプロ”が直伝、通勤中も実践できる2つのトレーニング
手のひらの位置でわかる自分の姿勢
次は、前かがみ姿勢の特徴である「猫背」や「巻き肩」をリセットする体幹トレーニングです。両手を頭の後ろで組むことで、左右の肩甲骨が寄り、巻き肩や猫背姿勢を正します。同時に姿勢や歩行を支える腹部のインナーマッスルと股関節や臀部の筋肉を鍛え、ブレない軸を作ります。
始める前に、現在の自分の姿勢をチェックしてください。直立の姿勢で両腕を自然に下ろした時、手のひらの位置はどこにありますか?
もし、手のひらが太ももの横ではなく、前面、もしくは前面にかかっている場合、あなたは前かがみ姿勢です。腹式呼吸と合わせて以下の姿勢づくりのトレーニングをしてください。

【HOW TO】
両手を頭の後ろで組み、背筋を伸ばす。口から息を吐きながら、一方のひざをへその位置までゆっくり上げて5~10秒キープ。この間に息を吐き切る。鼻から息を吸いながら足を床に戻す。続けて2セット行ったら、もう一方も同様に行う。(or 左右交互に2セットずつ行う。)
終わったら、もう一度、直立の姿勢で両腕を下ろしてください。手のひらが太ももの横にくると思います。これが目指す姿勢です。
今回紹介したトレーニングは、毎日、継続するのが理想です。選手たちにも「3日間、トレーニングをしないとインナーマッスルは落ちやすい」と伝えています。まずはこの2種目で体の土台となる姿勢を整えたうえで、競技や体作りの目的にあった体幹トレーニングをプラスしてください。
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)
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