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パーソナルジムがこの1年間で人気上昇の理由 「長続きするジム」の選び方とは

最も大事なことは自分との相性

 おすすめは、最初の1か月は週1のペースで通い、筋力、持久力、動きの癖などから、自分の体をしっかり見てもらったうえで、メニューを作ってもらう。その後は、普段は通いやすいジムでメニューを続け、2、3か月に1回、パーソナルトレーナーのセッションを受ける、というプラン。普段、自分でトレーニングできれば、だいたい3か月に一度、メニューを組み直せばOKです。

 さて、パーソナルトレーニングジムの選び方ですが、長続きしない傾向のある方には、週1、2回、必ず通うことを条件にするジムは最適です。しかし、金銭的に続かなくなる場合もあります。体作りの要望に応えるだけでなく、クライアントの財布事情も考え、できるだけ続けられるペースを考えてくれるなど、自分の要望に対して、臨機応変に対応してくれるジムを探しましょう。

 そして最も大事なのは、自分との相性です。

 パーソナルトレーナーも人間。自分に合う、合わないはあります。ですから、持っている資格の種類や数が多ければいいということではありません。「お願いしたい」と思うトレーナーを見つけたら、まずはトレーニングを体験し、話をして、その人が自分の悩みや希望に対して親身になってくれるかどうかをみてください。「この人合うな」と感じる人を見つけていただくことが、一番重要ですよ。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

フィジカルトレーナー、(株)スポーツモチベーション 会員制パーソナルスポーツクラブ『CLUB100』最高技術責任者、PTI 認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー、米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。フィジカルを強化することで競技力向上や怪我予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。オリンピアンを始め、多くのアスリートから絶大な支持を得る。2014 年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経 BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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