結局、今年もやってしまった正月太りを解消 1日たった10分の宅トレダイエットを紹介
忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。今回は「正月太りの解消法」について。
連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」
忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。今回は「正月太りの解消法」について。
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「今年こそは正月太りを回避しよう」と意気込んではいたものの、結局は食べすぎ・飲みすぎ・ゴロゴロしすぎで体重が増えてしまった、という方。ガッカリするのは早いです。仕事始めのついでに「しっかり動く」時間を作り、体を休暇モードから燃焼モードへと切り替えましょう。
正月明けに体重が増えやすい理由の一つは、体内の水分量の増加です。
コロナ禍によって例年よりも静かな年末年始だったとはいえ、やはり1年の節目。多くの方はクリスマスから正月にかけて、ケーキや餅、お節料理を食べたり、ちょっと贅沢な食事をデリバリーしたりと、普段とは異なる食事が続いていたと思います。
このような食事が続くと、増えやすいのが糖質。糖質は体内で水分と結合し、糖質1gにつき、もれなく3gの水分が吸着します。毎日、毎食、いつもより少し糖質を多く食べ続けた結果、体内に水分を貯めこむため体重が増えるのです。
2つ目は、「食べすぎ・飲みすぎ」による摂取エネルギーの増加と「ゴロゴロ生活」による消費エネルギーの低下です。
よく、「食べた後にすぐ寝ると牛になる」といいますよね? これ、本当に牛になります。
食事をすると血液中の糖(血糖)の値が上昇します。すると体は、インスリンを分泌し、インスリンが糖を肝臓や筋肉に分配。それでも余ると、体脂肪として貯蔵されます。つまり、食事後すぐの血糖値が高い状態で横になれば、血液中の余った糖は、どんどん体脂肪に回されるのです。
以上のことから、余剰エネルギーを体脂肪に回さないためには、「食べたら動く」を習慣にすることが最も効率的です。