[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

結局、今年もやってしまった正月太りを解消 1日たった10分の宅トレダイエットを紹介

忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。今回は「正月太りの解消法」について。

正月太り解消に、1日10分の宅トレプログラム「14日間チャレンジ」が効果的
正月太り解消に、1日10分の宅トレプログラム「14日間チャレンジ」が効果的

連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」

 忙しい大人向けの健康術を指南する「THE ANSWER」の連載「30代からでも変われる! 中野式カラダ改造計画」。多くのアスリートを手掛けるフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一氏がビジネスパーソン向けの健康増進や体作りのアドバイスを送る。今回は「正月太りの解消法」について。

 ◇ ◇ ◇

「今年こそは正月太りを回避しよう」と意気込んではいたものの、結局は食べすぎ・飲みすぎ・ゴロゴロしすぎで体重が増えてしまった、という方。ガッカリするのは早いです。仕事始めのついでに「しっかり動く」時間を作り、体を休暇モードから燃焼モードへと切り替えましょう。

 正月明けに体重が増えやすい理由の一つは、体内の水分量の増加です。

 コロナ禍によって例年よりも静かな年末年始だったとはいえ、やはり1年の節目。多くの方はクリスマスから正月にかけて、ケーキや餅、お節料理を食べたり、ちょっと贅沢な食事をデリバリーしたりと、普段とは異なる食事が続いていたと思います。

 このような食事が続くと、増えやすいのが糖質。糖質は体内で水分と結合し、糖質1gにつき、もれなく3gの水分が吸着します。毎日、毎食、いつもより少し糖質を多く食べ続けた結果、体内に水分を貯めこむため体重が増えるのです。

 2つ目は、「食べすぎ・飲みすぎ」による摂取エネルギーの増加と「ゴロゴロ生活」による消費エネルギーの低下です。

 よく、「食べた後にすぐ寝ると牛になる」といいますよね? これ、本当に牛になります。

 食事をすると血液中の糖(血糖)の値が上昇します。すると体は、インスリンを分泌し、インスリンが糖を肝臓や筋肉に分配。それでも余ると、体脂肪として貯蔵されます。つまり、食事後すぐの血糖値が高い状態で横になれば、血液中の余った糖は、どんどん体脂肪に回されるのです。

 以上のことから、余剰エネルギーを体脂肪に回さないためには、「食べたら動く」を習慣にすることが最も効率的です。

1 2 3

中野ジェームズ修一

スポーツトレーナー

フィジカルトレーナー、(株)スポーツモチベーション 会員制パーソナルスポーツクラブ『CLUB100』最高技術責任者、PTI 認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー、米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。フィジカルを強化することで競技力向上や怪我予防、ロコモ・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。オリンピアンを始め、多くのアスリートから絶大な支持を得る。2014 年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。早くからモチベーションの大切さに着目し、日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとしても活躍。『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経 BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
oillio
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集