「美しい国の素晴らしい五輪を夢に」 東京五輪延期、海外メダリストら反応まとめ
7月24日に開幕予定だった東京五輪・パラリンピックの延期が24日、決定した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で史上初の措置となり、大きな影響を受けるのが主役の選手たち。ツイッターやインスタグラムでは、海外選手たちが様々な反応を示している。
夢は1年後へ、最強柔道家リネール「東京よ、2021年に会おう」
7月24日に開幕予定だった東京五輪・パラリンピックの延期が24日、決定した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で史上初の措置となり、大きな影響を受けるのが主役の選手たち。ツイッターやインスタグラムでは、海外選手たちが様々な反応を示している。
柔道男子100キロ超級で2連覇中の最強柔道家テディー・リネール(フランス)は「東京よ、2021年に会おう。まず私たちは勝たなくてはならないより重要な試合がある」と投稿。延期に前向きな姿勢を示し、新型コロナ禍をみんなで乗り越えるべきだと強調している。競泳女子で金メダルを5個獲得しているケイティ・レデッキー(米国)は「私たちは立ち上がる時です。美しい国で開催される素晴らしい五輪を夢見ましょう」などと記している。
以下、海外メダリストなど有力選手のコメント。
ジョー・コバックス(米国、リオ五輪砲丸投げ銀メダル)
「この適切ではない状況下ではなく、最高のタイミングで最高の相手たちと戦いたいと思っている。だから、IOCが延期を決めたことは賢明な判断だ」
チャド・ルクロス(南アフリカ、ロンドン五輪競泳男子200メートルバタフライ金メダル、100メートルバタフライ銀メダル、リオ五輪銀メダル)
「五輪委員会は正しい決断をした。適切なタイミングで行われる2021年東京五輪に再び照準を定める。これから世界の健康と安全をまた落ち着かせる番だ」
ディナ・アッシャースミス(英国、リオ五輪陸上女子400メートルリレー銅メダル)
「同じ情熱で新しい日程。みんな、自宅で安全にしていてください」
トーマス・デーリー(英国、ロンドン五輪男子10メートル高飛び込み銅メダル)
「私たちの夢を実現するために1年間を犠牲にして、人々の安全を確保することは重要なことです。そうです、1年、年をとります。私の身体も1年の老いを感じるでしょう。しかし、その時が来た時に、チーム英国の一員であることを誇りに思えるように、身を粉にして、練習を重ねることを約束するよ」
カロリーヌ・ビヤーケリ・グレヴダル(ノルウェー、陸上長距離)
「東京2021!! 私の夢は無くなったわけじゃない。ただ延期になっただけ」
(THE ANSWER編集部)