リーチ、フィジーの母から「帰ってくるな」 スーパーは一時的品薄も前向きに現状説明
昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)で日本代表の主将を務めたリーチ・マイケル(東芝)がビデオ通話で合同取材に応じた。新型コロナウイルスの影響でトップリーグは、2月22、23日の第6節を最後に中断。そのまま再開できず残り試合が中止となり、リーグ不成立となった。離れて暮らす家族について、リーチは前向きな表情で語った。
リーチがビデオ通話で取材対応、両親の状況は「全然ないです」と強調
昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)で日本代表の主将を務めたリーチ・マイケル(東芝)がビデオ通話で合同取材に応じた。新型コロナウイルスの影響でトップリーグは、2月22、23日の第6節を最後に中断。そのまま再開できず残り試合が中止となり、リーグ不成立となった。離れて暮らす家族について、リーチは前向きな表情で語った。
ニュージーランド生まれだが、母・イヴァさんの母国はフィジー。電気やガスがなく、自給自足に近い生活をしている。リーチは現状について「お父さんはもともと森の中に棲んでいたから問題ないです」と笑って説明。そしてこう続けた。
「ただ、フィジーでコロナ(の騒動)になった時に、たまたまスーパーに行って大変だったらしい。スーパーも全てのものが一瞬でなくなったと。それで村に帰ったと。それと、この間は台風が来て、近くの川が溢れてどこも行けない状況だったと言っていた。一週間大変だったようです」
愛する家族のもとにも行けない。離れていて不安はないのだろうか。リーチはこの問いに「全然ないです」と即答した。「逆にお母さんから帰ってくるなと言われました。妹も日本に住んでいて、妹だけ帰らそうかという話をしたら『帰ってくるな』と。『お前らがコロナを連れてくるから』と(笑)」。報道陣に対し、笑って話せるほど問題はないようだ。