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完敗キヤノン、14人のパナソニックに脱帽 田中「ほんと強い」田村「14人の相手に…」

ラグビーのトップリーグ(TL)第4節は2日、キヤノン―パナソニック戦が東京・町田GIONスタジアムで行われ、パナソニックが51-17で開幕4連勝を飾った。キヤノンは昨秋のワールドカップ(W杯)日本代表SH田中史朗、SO田村優が先発。1人少ない相手とほぼ80分を戦ったが、完敗。優勝候補の強さを認めた。

古巣のパナソニックと戦った田中史朗【写真:宮内宏哉】
古巣のパナソニックと戦った田中史朗【写真:宮内宏哉】

パナソニックHO坂手が試合開始早々に退場、1人少ない相手に完敗

 ラグビーのトップリーグ(TL)第4節は2日、キヤノン―パナソニック戦が東京・町田GIONスタジアムで行われ、パナソニックが51-17で開幕4連勝を飾った。キヤノンは昨秋のワールドカップ(W杯)日本代表SH田中史朗、SO田村優が先発。1人少ない相手とほぼ80分を戦ったが、完敗。優勝候補の強さを認めた。

 試合開始早々に、パナソニックのW杯日本代表HO坂手淳史がレッドカードで一発退場。キヤノンが1人多い優位な展開となったが、試合を通じて主導権を握れず。終わってみれば3トライ差以上を付けられ、ボーナスポイントを献上した。

 昨季まで所属した古巣相手に先発した田中は「完敗ですね。チームとしても、個人としてもパナソニックさんの方が上だった」と脱帽した。「(パナソニックは)ほんとに強いなと。一人一人がゲームを理解して、小さいことを遂行する、いいチームだと思った」。日本代表を数多く擁し、優勝候補に挙げられる相手を称えた。

 同じく先発した田村は「優勝するようなチームにチャレンジしたけど、14人の相手にも力及ばず。まだまだこれからチームとして成長しないといけないといういい課題も残った試合でした」と現実をしっかり受け止めた。課題にはFWとBKの連携を挙げ「あまりうまくいっていない。これからしっかりやっていかないと。整理しなきゃいけないところと思います」と反省した。

 もっとも、一番感じているのはミスの多さに対する反省だ。チームは好機やピンチでペナルティを連発。田中は「何回言っても変わらなかった。田村やほかの選手が『ペナルティがなければチャンスになる』とずっと話していたのに、やってしまっていた」と首を傾げた。

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)

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