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五輪挑戦の福岡堅樹、来季まで15人制プレー継続を希望「TLは21年まで。その後勉強に…」

ラグビーのトップリーグ第2節は18日、豊田スタジアムでトヨタ自動車―パナソニックが行われ、ワールドカップ(W杯)日本代表6人を擁するパナソニックが40-20で開幕2連勝を飾った。この試合後、東京五輪を目指して7人制日本代表に合流する福岡堅樹は終了間際に“有終トライ”を披露。トップリーグ史上最多の観衆3万7050人を最後まで魅了した。

パナソニックの福岡堅樹【写真:小倉元司】
パナソニックの福岡堅樹【写真:小倉元司】

24日から7人制合流、今季TLラストマッチの会見で言及「15人制の代表はない」

 ラグビーのトップリーグ第2節は18日、豊田スタジアムでトヨタ自動車―パナソニックが行われ、ワールドカップ(W杯)日本代表6人を擁するパナソニックが40-20で開幕2連勝を飾った。この試合後、東京五輪を目指して7人制日本代表に合流する福岡堅樹は終了間際に“有終トライ”を披露。トップリーグ史上最多の観衆3万7050人を最後まで魅了した。

 最後まで“らしさ”を見せつけた。リードして迎えた後半37分、相手のパスの乱れに乗じてボールを奪った福岡が中央にトライ。試合を決定づけるトライで詰めかけた観衆3万7050人を沸かせた。試合も逆転勝ちで開幕2連勝。24日に始まる7人制日本代表に合流する福岡にとって、今季の15人制ラストマッチを最高の形で締めくくった。

 試合後、通常はヘッドコーチと主将が行う会見が福岡にも設定された。スーツ姿で登場し、ディーンズHCと握手。最後のトライについては「悲しさというよりはホッとした方が大きい。納得いかないところもあり、チームとして苦しいところもあって、流れを作ることができたのは大きい。嬉しい気持ちとホッとしたのが表情に出たのかなと」と振り返った。

 その上で改めて7人制ラグビーについて言及。「注目されているのは15人制。7人制はなかなか目にする機会が少なく、知名度はまだまだ。五輪で7人制がスポットを浴びれば。今の7人制は15人制より低いところにある。7人制の知名度が広まってくれれば」と幅広いラグビーの普及が狙いにあると明かした。

 ただ、継続的な15人制でのプレーに意欲も示した。復帰の可能性について問われると「現状でいえるのは15人制の代表に戻ることはない」とした上で「トップリーグに関しては2021年まではプレーできたらいいなと。そのあとに関しては優先順位は勉強。そちらにシフトしていけたらいいのかなと」と契約が残る来シーズンまでは選手を続ける希望を語った。

 すでにチームメートには一旦区切りをつけることを伝えたという。東京五輪に向けては「まず前提としてメンバーに入ること。そこまで大それたことはいえない。リオ五輪を経験した者としてメダルを獲るかどうか、その差は大きい。4位でも快挙だったが、周りの活躍に埋もれてしまって、悔しい思いをした。やるからにはメダルを目指したいし、努力を続けていきたい」と誓った。

(THE ANSWER編集部)

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