井上尚弥が2010年代MVP? メイウェザーらに並ぶと米トレーナー主張「カネロはない」
日本ボクシング界が誇るスター、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。2019年の活躍ぶりは、米国の名物トレーナーがボクシング界における過去10年の最優秀選手候補に元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー、元2階級制覇王者アンドレ・ウォードというレジェンドとともに「Inoue」の名前を挙げているほどだ。一方で、カネロこと4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)はその栄誉に相応しくないと主張している。
メイウェザー、ウォードと候補に、米トレーナーが独自選出
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日本ボクシング界が誇るスター、WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。2019年の活躍ぶりは、米国の名物トレーナーがボクシング界における過去10年の最優秀選手候補に元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー、元2階級制覇王者アンドレ・ウォードというレジェンドとともに「Inoue」の名前を挙げているほどだ。一方で、カネロこと4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)はその栄誉に相応しくないと主張している。
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2019年が終わりを告げ、各メディアでは年間表彰とともに「過去10年間=2010年代」における最優秀ボクサーも選定している。そんな中、2000年シドニー五輪で米代表メンバーに選ばれ、各界のセレブリティーたちを指導する米国の有名トレーナー、エリック・ケリー氏は自身のツイッターで持論を展開している。
「残念ながら、カネロが過去10年間の最優秀ファイターに選ばれてしまうだろう。正直なところ、私はフロイドか、ウォード、イノウエが獲得すべきだと信じている」
リング誌でパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位に選出されたカネロではなく、50戦無敗で「マネー(金の亡者)」の異名で知られるメイウェザー、「神の子」の愛称でPFP1位を守り続けたウォード、そして3階級制覇王者の井上こそが相応しいとケリー氏は主張している。
理由は明確だった。自身のツイッターのコメント欄に投稿されたカネロを推すボクシングファンの声に対し、ケリー氏は「カネロはない。契約体重戦やどちらに転んでもおかしくない判定勝ちは無視できない。さらに、彼はドーピング検査で2度も陽性だった」「カネロは逃げない? それは笑える。いい試合もいくつかあるが、間違いなくララとGGGには負けていたし、契約体重戦での勝利もある」と批判していた。
2014年にはエリスランディ・ララ(キューバ)とのノンタイトル戦に、18年にはGGGことゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との再戦で判定勝ちを手にしたカネロだが、ケリー氏はいずれも黒星だったと指摘。疑惑の多いカネロではなく、すでに引退した金の亡者メイウェザーと神の子ウォード、そして、モンスターこそが10年間で最高ボクサーに相応しいと同トレーナーは主張していた。
(THE ANSWER編集部)