【名珍場面2019】W杯イングランドに「名誉英国人だ」と絶賛された日本人選手がいた
12月を迎え、様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2019」。今回は11月のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で準優勝したイングランド代表を支えた1人の日本人選手の存在だ。サポートメンバーとして帯同した選手が決勝前にチームからサイン入りユニホームを贈られた様子をチーム公式ツイッターが画像付きで公開。母国ファンから「間違いなく名誉英国人だ」と認定する声が上がった。
「スポーツ界の名珍場面総集編」―11月のラグビーW杯で脚光を浴びたサントリー大越
12月を迎え、様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2019」。今回は11月のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で準優勝したイングランド代表を支えた1人の日本人選手の存在だ。サポートメンバーとして帯同した選手が決勝前にチームからサイン入りユニホームを贈られた様子をチーム公式ツイッターが画像付きで公開。母国ファンから「間違いなく名誉英国人だ」と認定する声が上がった。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
イングランド代表に「名誉英国人」と称賛された日本人選手がいた。決勝を数日後に控え、練習場で円陣を組んだ代表チームの中心にいたのは、サントリーの大越元気だった。「君は今やチームの一員だ!」。イングランドのSHとして史上最多キャップ数を誇るベン・ヤングスからサイン入りユニフォームと決勝のチケットを受け取り、拍手の中で満面の笑みで固い抱擁を交わした。
通訳を通じ、「凄くハードワークするのも見てきて、僕が言うのもなんですが、絶対に優勝できると信じています。これ(サイン入りジャージー)着てしっかりと応援したい」と感謝した大越。イングランドの選手は満面の笑みで次々にハグを交わした様子を公開したが、さらにサイン入りジャージを着用し、はち切れんばかりの笑みを浮かべた大越のベストショットも公開した。
「そして、サイン入りユニフォームを着たご本人です」とOKサインの絵文字とともにラグビーの母国の躍進を支えた日本人の功労者を紹介すると、英国ファンを中心に称賛の嵐が起こった。「ゲンキはサイン入り特製ジャージの受け取り手に完全にふさわしい」「一流の品格だ。チームを助けてくれてありがとうゲンキ。彼らが来年日本に戻ってきた時にも歓迎されるでしょう」「間違いなく名誉英国人だ。イングランドの勝利を手助けしてくれる仲間は全て戦友だ」などの声が書き込まれた。
決勝で南アフリカに敗れ、優勝こそ届かなかったが、準決勝でニュージーランドを破るなど、鮮烈な印象を残したイングランド。そんな中でチームを支えた日本人選手がいたことは、ラグビーの母国のファンも忘れていない。
(THE ANSWER編集部)