渋野日向子、英誌「メジャー番狂わせV」候補に しぶこ推し記者「他に誰がいるんだ」
女子ゴルフの海外メジャー最終戦、8月の全英女子オープンでメジャー初優勝の快挙を成し遂げた渋野日向子(RSK山陽放送)が再び海外で脚光を浴びている。英メディアは過去10年のメジャー大会における「番狂わせ優勝」を特集。「シブノの完勝でなければ、他に誰がいるんだ」とサプライズVの候補として評価している。
過去10年のメジャー番狂わせVを特集、しぶこ推し記者も登場
女子ゴルフの海外メジャー最終戦、8月の全英女子オープンでメジャー初優勝の快挙を成し遂げた渋野日向子(RSK山陽放送)が再び海外で脚光を浴びている。英メディアは過去10年のメジャー大会における「番狂わせ優勝」を特集。「シブノの完勝でなければ、他に誰がいるんだ」とサプライズVの候補として評価している。
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2019年のアスリート界の顔が再び英国で注目を浴びている。「ゴルフ界の10年 NCG選出の最も想定外のメジャー優勝」と特集したのは、英ボクシング専門誌「ナショナル・クラブ・ゴルファー(NCG)」だった。
同誌のコラムニスト4人がメジャーの舞台で起きた大番狂わせを選出。2011年に全英オープンを制したダレン・クラーク(英国)、17年のマスターズで、メジャー74試合目で悲願の初優勝を果たしたセルヒオ・ガルシア(スペイン)、15年全英オープン覇者ザック・ジョンソン(米国)という男子の名前が挙がる中、アレックス・ペリー記者が推薦したのが渋野だった。
同記者は「もし、ヒナコ・シブノがこの賞で完勝しないなら、他に誰がいるのか私にはわからない。私はここから大文字で記すことにする。強調する必要があるからだ」とし、実際に大文字で渋野の番狂わせぶりを記述。海外での初試合、それもメジャーでいきなり劇的な優勝を果たしたことも高く評価した。
「彼女は生まれ故郷の日本の外で一度も大会に出たことがなかった。そして、彼女はここ(英国)にやってきて、全英女子オープンを優勝したのだ」
さらに「それだけではなく、百戦錬磨のベテラン、リゼット・サラス相手にやってのけた。そして、いつだって輝く笑顔を浮かべていたのだ」と同記者は海外ファンも魅了した“しぶこスマイル”についても言及している。
歴史的とも言える想定外の優勝で一気に国際的な知名度まで高めた渋野。シンデレラストーリーに英国も再び注目している。
(THE ANSWER編集部)