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宇野昌磨「僕が笑顔になったら、すっごくキツいってこと」 ロンバル杯V一問一答

最後のトーループで笑顔「試合に行く前に先生に『僕が笑顔になったら…』」

――こちらに来てから、練習も「比較的に調子がいい」と言っていた。今朝の練習ではあまりジャンプを跳ばずに調整していた。

「朝はもう何も跳べる気がしなかったので、もう諦めてやらなかったけど、6分間練習が思いほか跳べた。サルコーも全然跳べる気はしなかったけど、やってみたら意外と跳べたという感じだったので。特に深く考えずにいきました」

――ジャンプの構成に悩んでいたが、ループ、サルコーにしたのが良かったのか。

「そうですね。サルコーというジャンプが自分の中で難しいというイメージがあった。でも、比較的簡単なジャンプのはずなので、2本目でもいけるんじゃないか。ループ2本目でずっと練習してきて、なかなかうまくいかない、力が足りないという感じだったので、これは合っているかなと思う。だけど、このままでもいいけど、ルッツをすぐ入れるかどうかは今のプログラムを完成させてから考えたいなと思います」

――2年前と比べて、ジャンプだけでなく表現も良くなっているが、トゥーランドットの表現の完成度はどうか。

「いやあ、全然ですよ。試合なので、自分がやっているよりは少し動いているかなと。今、動画を見た時に思ったけど、やっていてまだまだ半分も滑れてないかなと思った。そこが今後の一番の課題になっていくかなと思います」

――3年前にサルコーができなくて、3年後にできたことについて。

「特に何も感じてないです。もう諦めていましたし、別に3年前に思ったことを、今も引きずっていることは何一つないので。本当に考えがどんどん変わっていっているので、あまり気にしてないです」

――最後のトーループを降りた時、笑顔があった。

「試合に行く前に先生に『僕が笑顔になったら、すごくキツいってことなので』ということを言って(笑)、トーループを跳んで笑顔になりました」

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