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井上尚弥にまた勲章 英誌もWBSS決勝を「年間最高試合」選出、米リング誌との2冠に

1909年創刊の英ボクシング専門誌「ボクシングニュース」は11月7日に行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝の井上尚弥(大橋)―ノニト・ドネア(フィリピン)戦を「年間最高試合」に選出した。23日(日本時間24日)に発表された米誌「ザ・リング」でも同賞を受賞しており、「ドラマ・イン・サイタマ」は“2冠”に。名勝負と世界的に認められた。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

世界最古の専門誌ボクシングニュース「ドネア戦は眩いばかりのショーケースに」

 1909年創刊の英ボクシング専門誌「ボクシングニュース」は11月7日に行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝の井上尚弥(大橋)―ノニト・ドネア(フィリピン)戦を「年間最高試合」に選出した。23日(日本時間24日)に発表された米誌「ザ・リング」でも同賞を受賞しており、「ドラマ・イン・サイタマ」は“2冠”に。名勝負と世界的に認められた。

 12月19日発売のクリスマス特大号となった英ボクシングニュース誌は世界最古の専門誌としても知られている。

「ベスト・オブ・ザ・ベスト」というタイトルとなった表紙ではレジェンド5人が揃い踏み。6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)、世界ヘビー級3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(英国)、4団体制覇王者のカネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)、元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)とともに、井上は登場した。

 今号で発表された年間表彰で、WBSSバンタム級頂上決戦は「最高試合」に堂々の選出。WBSS公式サイトでもこの偉業を紹介した。「WBSSはまたしてもやってのけた。日本で行われたバンタム級の決勝は至高かつ、眩いばかりのショーケースとなった。イノウエはWBAとIBF王者として満場一致の勝利を勝ち取った」という同誌の高評価を紹介していた。

 そして「ここ10年間の最高試合」という部門でも「ドラマ・イン・サイタマ」は堂々の3位に選出された。日本中を熱狂させた名勝負はボクシング熱の高い英国でも至高の一戦として認められている。

(THE ANSWER編集部)


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