16歳鍵山優真、大躍進3位を海外メディアも称賛「日本から若き世界クラスの登場続く」
フィギュアスケートの全日本選手権は22日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)7位の16歳・鍵山優真(星槎国際高横浜)がフリー2位となる180.58点をマークし、合計257.99点で3位に入った。あどけなさが残る全日本ジュニア王者が演じた大躍進を海外メディアも「ユウマ・カギヤマが注目を奪った」と高く評価している。
フリー2位の高得点をマーク、初の表彰台「ユウマ・カギヤマが注目を奪った」
フィギュアスケートの全日本選手権は22日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)7位の16歳・鍵山優真(星槎国際高横浜)がフリー2位となる180.58点をマークし、合計257.99点で3位に入った。あどけなさが残る全日本ジュニア王者が演じた大躍進を海外メディアも「ユウマ・カギヤマが注目を奪った」と高く評価している。
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表彰台で1人、あどけない表情があった。鍵山は優勝した宇野昌磨(トヨタ自動車)、2位の羽生結弦(ANA)とともにメダルを提げ、壇上に立った。4回転トウループを2本決めるなど、ミスが出て7位だったSPから巻き返し、躍動した16歳。五輪メダリスト2人に続いて銅メダルを掴んだ次代の逸材を海外メディアも称えた。
IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」は男子フリーを振り返った特集の中で「ユウマ・カギヤマが注目を奪った」と小見出しを打って紹介。SPでは金曜(20日)に同じ15歳佐藤駿(埼玉栄高)が3位に入ったことに触れながら「日曜は16歳のユウマ・カギヤマが素晴らしいフリースケートで観客からの脚光を奪った」と伝えた。
「2本の4回転ジャンプと3本の3回転ジャンプと素晴らしいフリーで着氷させた」と称賛し、自身2度目のシニア全日本選手権で表彰台に上がったことを紹介。「日本からの若くエキサイティングな世界クラスのスケーターの登場が続く」と将来性豊かな16歳について称えた。
「しかし、彼のフィギュアスケートのルーツは深い」とも記し、父でありコーチの鍵山正和氏は2度の五輪出場歴があることも言及。「五輪王者のハニュウ、そして平昌銀メダリストのウノの横に表彰台で立つことは大きなデビューを意味している」とつづった。伸びしろたっぷりの16歳、今後のさらなる成長が今から楽しみだ。
(THE ANSWER編集部)