リゴンドーのバンタム級転向初戦 WBA王座決定戦が延期に…井上尚弥にも影響か
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF世界王者・井上尚弥(大橋)。米メディアではバンタム級戦線で強烈な存在感を発揮するモンスターの刺客候補としても注目される元五輪連覇王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が見舞われた悲運を報じ、「ナオヤ・イノウエはリゴンドーを待ち続けることになるかもしれない」と伝えている。
ソリスがビザを取得できず21日の対戦は消滅
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF世界王者・井上尚弥(大橋)。米メディアではバンタム級戦線で強烈な存在感を発揮するモンスターの刺客候補としても注目される元五輪連覇王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が見舞われた悲運を報じ、「ナオヤ・イノウエはリゴンドーを待ち続けることになるかもしれない」と伝えている。
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トップランク社と共同プロモート契約を結んだ井上の次戦は海外メディアからも注目を集めているが、地元テレビ局「CBSスポーツ」では将来の対戦相手候補に起きた想定外のアクシデントを紹介している。
「米国とベネズエラの政治的な緊張感の高まりから、今週末のハリソン対チャーロのアンダーカードに組まれていた、リボリオ・ソリス―ギジェルモ・リゴンドー戦が犠牲になった。ソリスはビザの取得ができず、結果として、このファイトのために米国入りすることがかなわなかった」
21日に米オンタリオで行われるWBC世界スーパーウェルター級王者トニー・ハリソン(米国)がジャーメル・チャーロ(同)を迎えるタイトルマッチのアンダーカードで、バンタム級戦線の今後を占う一戦が予定されていた。
WBSS決勝でWBA正規王者だった井上がWBAスーパー王者だったノニト・ドネア(フィリピン)を倒し、空座となったWBAの正規王座決定戦として、ソリスとリゴンドーが対戦する予定だった。