日本旋風が欧州上陸 宇野、樋口の躍動を伊メディアも特集「頂点に立つにふさわしい」
フィギュアスケートのロンバルディア・トロフィー(イタリア)が14日(日本時間15日)に開幕した。男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(トヨタ自動車)が自己ベストの104.87点でトップに立てば、女子SPでも樋口新葉(日本橋女学館高)が自己最高74.26点で1位となった。開催地のイタリアメディアも、日本人コンビの演技を絶賛している。
19歳の宇野、16歳の樋口ともにSPで自己新、ふたりの演技が大きな話題に
フィギュアスケートのロンバルディア・トロフィー(イタリア)が14日(日本時間15日)に開幕した。男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(トヨタ自動車)が自己ベストの104.87点でトップに立てば、女子SPでも樋口新葉(日本橋女学館高)が自己最高74.26点で1位となった。開催地のイタリアメディアも、日本人コンビの演技を絶賛している。
19歳の宇野と16歳の樋口が、ロンバルディア州中部にある都市ベルガモを華麗な演技で沸かせた。とりわけ、2012年の世界選手権で優勝、2014年のソチ五輪では銅メダルに輝いたイタリアのご当地選手カロリーナ・コストナー(71.67点)を抑えてSPトップにつけた樋口は現地で大きな話題を呼んでいる。
イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、樋口について「コストナーがトップの座を譲ったのは、16歳の日本人ワカバ・ヒグチ。このアイスラボ(会場)で16年に金メダルをすでに獲得している。技術的に議論の余地はどこにもない」と昨年の同大会を制した実績や技術を高く評価。同じくSPでトップに立った宇野に関しても、「この日、目覚ましい偉業をショウマ・ウノが記した。SP104.87点は頂点に立つにふさわしい」と称賛している。
来年2月の平昌五輪が迫る中、日本の若き才能がイタリアの地で旋風を巻き起こしている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer