紀平梨花の初Vか 全日本女子、米メディアが「最も予想外の勢力」に推した選手は?
フィギュアスケートの全日本選手権は19日に開幕する。米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏が運営するブログメディア「ロッカースケーティング」は男女の展望を展開し、女子では紀平梨花(関大KFSC)を本命に推薦。一方で、3人の選手をライバル候補に指名している。
米メディアが展望、順位予想は1位紀平、2位宮原、3位坂本
フィギュアスケートの全日本選手権は19日に開幕する。米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏が運営するブログメディア「ロッカースケーティング」は男女の展望を展開し、女子では紀平梨花(関大KFSC)を本命に推薦。一方で、3人の選手をライバル候補に指名している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
誰が全日本女王に輝くのか。記事では「紀平梨花が金メダル最有力候補」と紹介。「2年前の銅メダル、去年の銀メダルに続き、全メダル制覇へとつながる」と1つ順位を上げてきた17歳が今大会で金メダルを獲得し、過去2大会と合わせて3色のメダルを揃えると予想した。一方で「表彰台以上のポテンシャルを持った3人がいる」とし、ライバルも挙げた。
まずは昨年覇者の坂本花織。2位に入って平昌五輪代表の座を掴み、「大きな飛躍を見せた」と振り返り、昨年は優勝候補だった紀平らを破って初優勝を果たした。今季についてはショートプログラム(SP)に課題があり、苦しんでいるとも紹介。「彼女の今週の成功はそれ(SP)にかかっている」と指摘した。
さらに、挙げたのは宮原知子。昨年こそ3位だったが、その前年まで4連覇している実績を紹介した。今季はトロントへ拠点を移し、技術を磨いているが、今季はグランプリ(GP)ファイナル進出を逃した。「コーチングは時間のかかるものであり、それを彼女の不安定なシーズンが物語っている」と分析している。
上記の2人を挙げた一方で「しかし、一番の予想外の勢力は……」と続け、名前を挙げたのが、樋口新葉だ。昨季は不振に喘いだが、今季は復調気配。練習では3回転アクセルに成功している。「今週彼女は100%に回復できないだろうが、今大会のサプライズになるかもしれない」と18年世界選手権銀メダリストに期待を込めた。
他にも横井ゆは菜、山下真瑚、本田真凜らの名前を挙げ、順位予想では優勝が紀平、2位が宮原、3位が坂本とされた。
(THE ANSWER編集部)