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井上尚弥、米2連戦はカシメロ&指名試合か トップランク幹部「統一戦実現させたい」

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の次戦はどうなるのか。多くの強者から対戦を望む声が上がる中、共同プロモート契約を結んだ米興行王手・トップランク社のカール・モレッティ副社長が4月に米・ラスベガスで予定している次戦の行方について重大発言している。

井上尚弥【写真:Getty images】
井上尚弥【写真:Getty images】

来春米国に再上陸、モレッティ副社長「みんなイノウエを死ぬほど見たい」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の次戦はどうなるのか。多くの強者から対戦を望む声が上がる中、共同プロモート契約を結んだ米興行王手・トップランク社のカール・モレッティ副社長が4月に米・ラスベガスで予定している次戦の行方について重大発言している。

 ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でノニト・ドネア(フィリピン)を破り、頂点に立った井上。注目の次戦について語ったのは、トップランク社のモレッティ氏だった。米専門誌「ザ・リング」の公式YouTubeに登場。新たに契約を結んだモンスターについて「4月にアメリカで戦うことになるだろう。まだ対戦相手については未定だ。この2、3週間で話し合うことになる。彼に関しては4月の上陸が楽しみだ」と話している。

 世界最速11秒KO男のゾラニ・テテ(南アフリカ)から王座奪取したWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との統一戦を熱望していた井上だが、IBFからは同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との対戦指令を受けている。指令に応じなければ、通例ならIBF王座返上を迫られるが、ビッグマッチとなる統一戦ならIBFから指名試合先送りの許可をもらえる可能性もある。

「我々の意向としては統一戦を実現させたい。だが、IBFの指名試合についても対処しなければいけない。2020年の初戦と2戦目として行われることになるが、どういう順番になるかは重要なことではない。アメリカではみんなイノウエを死ぬほど見たがっているのだからね」

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