ロマチェンコも統一戦歓迎 衝撃KOの米22歳新星に逆ラブコール「4月に会いたいね」
ボクシングのIBF世界ライト級タイトルマッチが14日(日本時間15日)、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、挑戦者の22歳の新鋭テオフィモ・ロペス(米国)が王者リチャード・コミー(ガーナ)を2回1分13秒で衝撃的なKO勝利。デビュー15連勝(12KO)でついにベルトを巻いた。トップランク社が実際のKOシーンを動画付きで公開し、ファンの度肝を抜いていたが、対戦の可能性が浮上しているライト級3団体王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)も実際にリングサイドで観戦。「彼はパワーがあってスマートなファイターだ」と称賛を送りつつも、「それは相手によるものだけど」と余裕も見せつけている。
衝撃KOでベルト戴冠のロペス、リングサイドで観戦したロマチェンコも高評価
ボクシングのIBF世界ライト級タイトルマッチが14日(日本時間15日)、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、挑戦者の22歳の新鋭テオフィモ・ロペス(米国)が王者リチャード・コミー(ガーナ)を2回1分13秒で衝撃的なKO勝利。デビュー15連勝(12KO)でついにベルトを巻いた。トップランク社が実際のKOシーンを動画付きで公開し、ファンの度肝を抜いていたが、対戦の可能性が浮上しているライト級3団体王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)も実際にリングサイドで観戦。「彼はパワーがあってスマートなファイターだ」と称賛を送りつつも、「それは相手によるものだけど」と余裕も見せつけている。
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“テイクオーバー”(奪取)の異名は伊達じゃない。ロペスが強烈なカウンターを炸裂させたのは2ラウンドだった。コミーの右に対して、ドンピシャのタイミングで右を放った。完璧なカウンターにたまらず膝をつく王者。立とうとするが、足元が定まらない。前につんのめりながら、もんどりうって倒れ込んだのだ。
一撃で“2度ダウン”する衝撃シーン。コミーは何とか立ち上がりファイティングポーズをとったが、ダメージは明白。直後にロペスがラッシュをしかけると、レフェリーが試合を止めた。2回1分13秒での鮮やかなKO劇で、デビュー15戦目(全勝うち12KO)でついにベルトを巻いた。
IBFのベルトを巻いた22歳の姿を、リングサイドで観戦していたのは以前からロペスがラブコールを送っていたロマチェンコだ。米リング誌のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で2位の“精密機械”は、トップランク社が公式インスタグラムで公開した、インタビューでロペスについてこう語っている。