井上尚弥に世界的栄誉! 全米記者協会が年間MVP&最高試合賞候補にダブル選出
全米ボクシング記者協会(BWAA)は16日、公式サイトで年間表彰候補を発表。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が年間最優秀選手賞と年間最高試合賞の最終候補にダブル選出を果たしている。
全米ボクシング記者協会の年間最優秀選手5傑、ドネア戦も年間最高試合の候補に
全米ボクシング記者協会(BWAA)は16日、公式サイトで年間表彰候補を発表。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が年間最優秀選手賞と年間最高試合賞の最終候補にダブル選出を果たしている。
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本場のメディアもモンスターの実力を認めた。BWAAは2019年の年間最優秀選手に相当する「シュガー・レイ・ロビンソン賞」の候補5人を選出。カネロこと4階級王者のサウル・アルバレス(メキシコ)、6階級王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)、ウェルター級2団体統一王者のエロール・スペンス(米国)、スーパーライト級世界王者のジョシュ・テイラー(英国)とともに、「Naoya Inoue」を候補に挙げている。歴史と権威のあるアワードで、受賞となれば日本人初の偉業となる。
BWAAでは「モハメド・アリ対ジョー・フレイザー賞」と呼ばれる年間最高試合賞の候補6試合も発表。11月7日にさいたまスーパーアリーナで行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝、井上対ノニト・ドネア(フィリピン)戦がノミネートされた。
他には、3団体のベルトをかけた6月のヘビー級世界戦でアンディ・ルイス(米国)が大番狂わせを演じたアンソニー・ジョシュア(英国)戦、7月にパッキャオが健在ぶりを見せたキース・サーマン(米国)戦、9月のスペンス対ショーン・ポーター(米国)戦、10月にゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)がフルラウンドの死闘でIBF王座返り咲きを果たしたセルゲイ・デレビヤンチェンコ(ウクライナ)戦、10月のWBSSスーパーライト級決勝のテイラー対レジス・プログレイス(米国)戦という数々の名勝負が候補に。井上対ドネアのフルラウンドの激闘も同様にインパクトを与えたようだ。
どちらの賞もノミネートされるだけで栄誉あることだ。トップランク社と共同プロモート契約を結ぶなど、来季米国で戦う予定の井上。本格上陸前から米メディアから巨大な注目を集めている。
(THE ANSWER編集部)