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米22歳新星が王座奪取 “2度ダウン”の鮮烈カウンターに衝撃「こいつは本物だ…」

ボクシングのWBO世界ウエルター級タイトルマッチが14日(日本時間15日)、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、全勝の3階級制覇王者テレンス・クロフォード(米国)が同級1位エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)に9回TKO勝ちした。圧巻の逆転劇は大きなインパクトを残したが、アンダーカードでも期待の超新星が匹敵するようなパフォーマンスでベルトを戴冠した。実際のKOシーンをプロモートするトップランク社が公式インスタグラムで動画つきで公開。ファンの驚愕を誘っている。

テオフィモ・ロペス【写真:Getty images】
テオフィモ・ロペス【写真:Getty images】

クロフォードの前座務めたロペスが16連勝でタイトル奪取に成功

 ボクシングのWBO世界ウエルター級タイトルマッチが14日(日本時間15日)、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われ、全勝の3階級制覇王者テレンス・クロフォード(米国)が同級1位エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)に9回TKO勝ちした。圧巻の逆転劇は大きなインパクトを残したが、アンダーカードでも期待の超新星が匹敵するようなパフォーマンスでベルトを戴冠した。実際のKOシーンをプロモートするトップランク社が公式インスタグラムで動画つきで公開。ファンの驚愕を誘っている。

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“テイクオーバー”(奪取)の異名は伊達じゃない。22歳の新鋭テオフィモ・ロペス(米国)が衝撃的なKO劇で一気にベルトを奪取した。

 WBO世界ウエルター級戦のアンダーカードで行われたIBF世界ライト級タイトルマッチ。リチャード・コミー(ガーナ)に挑戦したロペスが、強烈なカウンターを炸裂させたのは2ラウンドだった。コミーの右に対して、ドンピシャのタイミングで右を放った。完璧なカウンターにたまらず膝をつく王者。立とうとするが、足元が定まらない。前につんのめりながら、もんどりうって倒れ込んだのだ。

 一撃で“2度ダウン”する衝撃シーン。何とか立ち上がりファイティングポーズをとったが、ダメージは明白。その後ロペスがラッシュをしかけると、レフェリーが試合を止めた。2回1分13秒での鮮やかなKO劇で、デビュー15戦目(全勝うち12KO)でついにベルトを巻いた。

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