五輪メダリスト、シブタニ妹マイアが闘病報告「腎臓の腫瘍を摘出しました」
フィギュアスケートの平昌五輪アイスダンス銅メダリスト、シブタニ兄妹のマイア・シブタニが15日(日本時間16日)インスタグラムを更新。闘病中であることを報告している。
悪性か良性かは「6:4」―それでも前向き「早期発見を幸運に思っています」
フィギュアスケートの平昌五輪アイスダンス銅メダリスト、シブタニ兄妹のマイア・シブタニが15日(日本時間16日)インスタグラムを更新。闘病中であることを報告している。
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日系人の両親をもち、アイスダンスで活躍するシブタニ兄妹。25歳の妹が苦難に見舞われていた。目を閉じてベッドに横たわる自身の写真とともに、「大変な一週間でした」で始まる文面でこうつづっている。
「10月に病気になって、ニューヨークで急患かかりました。胃の細菌感染だったけれどもさらに検査をすると異常が見つかりました。そして再診を勧められました。ロサンゼルスで今週MRI検査をしたところ、腎臓に小さな影が見つかりました。この報告はとてもショッキングで動揺させられました。とても怖かったけど、私の家族、ドクター、そしてナース達の全力のサポートがありました」と衝撃の大きさを報告している。
さらに「昨日手術をして、腫瘍を摘出しました。手術は成功し、ほかの部分の腎臓は私に残りました。病院で回復に向かっており、まだ術後の痛みが残っていますが感謝の気持ちでいっぱいです。ドクターは60:40の確率でこの腫瘍が悪性か良性と言っていますが、これからわかります。でも、私は若く、健康、そして早期発見できた事を幸運に思っています」と続けながら、気丈に前を向いている。
最後に「これはとても個人的なニュースなのでうわさが広まってほしくないし、もし病院で私の事をみかけたら気軽に声をかけてください。自分の回復にポジティブで集中して取り組みたいです。私に送られたポジティブなメッセージに感謝しています。私自身祈っています」と明るく締めくくっている。
25歳のマイアは3歳上の兄・アレックスと2004年にコンビを結成し、16年大会での銀メダルを始め、世界選手権で3つのメダルを獲得。18年平昌五輪では団体戦、アイスダンスでともに銅メダルを獲得するなど、長年に渡って米フィギュア界をリードしてきた。平昌五輪以降は競技会には出場せず、アイスショーなどで精力的に活動していた。