ザギトワが引退説を完全否定 SNSで胸中吐露「引退は一切考えていません」
活動休止することを表明したフィギュアスケートの平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)が15日、インスタグラムを更新。「『引退』するつもりもありません」「引退することは、一切考えていません」と引退の噂を否定した。
競技継続を明言「今もなお、ロシア代表の一員」「国際大会に出場できます」
活動休止することが母国メディアで報じられていたフィギュアスケートの平昌五輪女王アリーナ・ザギトワ(ロシア)が15日、インスタグラムを更新。「活動休止も『引退』するつもりもありません」「引退することは、一切考えていません」と活動休止とともに、噂されていた引退を完全否定した。
13日にロシアの国営放送で今後の去就について明かしたザギトワはこの日、出演後初めてインスタグラムを更新し、ロシア語、英語を併記する形で、日本語でもメッセージを記した。「先日のテレビ出演後、『一体どういうことか』『なぜ引退したのか』という多くの質問を頂いています」と切り出し、胸中を記した。
「テレビ出演の際、私は不安で、自分の考えをはっきりと伝えることができませんでした」と釈明した上で「私にとって、フィギュアスケートは私の人生そのものであり、プロフェッショナルなスポーツ選手になるために、4歳から常に努力を続けてきました。オリンピックの金メダルを含む、私のすべてのタイトルは偶然ではありません。コーチ陣に対し、私たちが一緒に成し遂げたことへ、一生感謝し続けたいと思っています」と競技に対する思いを明かした。
「そして、私は活動休止も『引退』するつもりもありません。休止すること、引退することは、一切考えていません」と噂されている引退について明確に否定。「フィギュアスケートにおいて、可能な限りすべてのタイトルを獲得したアスリートとして、私は常に表彰台の一番上に立ちたいですし、そのために、さらにハードなトレーニングをする必要があります。私は、今もなお、ロシア代表の一員であり、ロシア代表として国際大会に出場できます」と競技を続けていくことを明言した。
最後は「引き続き、コーチの皆様、パートナーの皆様、ファンの皆様からの素晴らしいサポートとともに、私のフィギュアスケート人生を続けていきます」と締めくくり、関係者に感謝を示した。ザギトワは13日に国営放送に出演した際、今月末のロシア選手権は出場しないと明言したと報道されていたが、今回の表明により、一時的な休養にとどまる可能性もありそうだ。
(THE ANSWER編集部)