宇野昌磨、樋口新葉が自己新でSP首位発進 米メディアも速報「日本が初日を支配」
フィギュアスケートのロンバルディア・トロフィーが14日(日本時間15日)に開幕した。男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(トヨタ自動車)が自己ベストの104.87点でトップに立てば、女子SPでも樋口新葉(日本橋女学館高)が自己最高74.26点で1位。米スケート専門メディア「icenetwork」は、「日本がロンバルディア杯の初日を支配」と好発進ぶりを報じた。
宇野は自己ベストを0.01点、樋口は2.85点更新する好発進
フィギュアスケートのロンバルディア・トロフィーが14日(日本時間15日)に開幕した。男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(トヨタ自動車)が自己ベストの104.87点でトップに立てば、女子SPでも樋口新葉(日本橋女学館高)が自己最高74.26点で1位。米スケート専門メディア「icenetwork」は、「日本がロンバルディア杯の初日を支配」と好発進ぶりを報じた。
今季初戦で、宇野が貫録の演技を見せた。ビバルディの四季より選んだ「冬」に乗せて、次々と技を成功させ、叩き出したスコアは自己記録の104.86点を0.01上回る104.87点(技術点59.17/演技構成点45.70)で首位。記事では「(宇野は)ショートでは4回転トーループ+3回転トーループを成功させた。採点で(2位に)約22点差をつけて、ベストを叩き出した」と伝えている。
また、女子SPでは国内で2試合に出場し、今季初の国際試合に臨んだ樋口新葉(日本橋女学館高)は、バレエ「ドン・キホーテ」の曲「ジプシーダンス」で演技。冒頭のダブルアクセル、3回転の連続ジャンプも成功させるなど、自己最高を2.85点更新する74.26点(技術点40.86/演技構成点33.40)で1位。「ヒグチはプログラムの後半で披露した3回転ルッツ+3回転トーループで最も高いポイント(12.17)を手にした。彼女は2.59ポイントのリードを持って金曜のフリーを迎える」と記されており、ジャンプで高得点を得たこと、地元選手の2位カロリーナ・コストナー(イタリア)に2.59点のリードを奪ったことを伝えている。
SPで自己ベストを叩き出し、好スタートを切った宇野と樋口は、フリーでも世界のファンを魅了してくれるだろう。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer