“太りすぎ陥落”ルイスにWBC会長が怒り 最重量128.4kgは「スキャンダラスな体重だ」
ボクシングのIBF、WBO、WBA世界ヘビー級タイトルマッチで王者アンディ・ルイスは前3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(英国)とのリターンマッチに判定で敗れ、王座陥落した。敗戦後にはパーティ三昧とキャリア最重量の128.4キロという“ぽっちゃり化”を猛省していたが、WBCのマウリシオ・スライマン会長は「スキャンダラスな体重だ」とプロ意識の欠如に苦言を呈している。米メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
WBCスライマン会長が苦言「雑念があまりに大きすぎた挙げ句に…」
ボクシングのIBF、WBO、WBA世界ヘビー級タイトルマッチで王者アンディ・ルイスは前3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(英国)とのリターンマッチに判定で敗れ、王座陥落した。敗戦後にはパーティ三昧とキャリア最重量の128.4キロという“ぽっちゃり化”を猛省していたが、WBCのマウリシオ・スライマン会長は「スキャンダラスな体重だ」とプロ意識の欠如に苦言を呈している。米メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
「砂丘の激突」と銘打たれたサウジでのヘビー級頂上決戦でジョシュアに為す術もなくリベンジを許したルイス。話題を呼んだのは自慢のラッシュではなく、ぽっちゃりボディだった。前日計量では283ポンド(128.4キロ)を記録。2009年のプロ転向後、自己最重量を更新し、6月の前回対戦より15ポンド(6.8キロ)も増え、ルイス自身も試合後に猛省モードだった。
プロ意識の欠如を悔やんだ前王者に対し、記事ではWBCのスライマン会長が怒りを露わにしている。
「問題はこうだ。一体、何が起きているのか? タイソンを倒した後、暴食してしまい、ホリフィールド相手に勝機を見い出せなかったバスター・ダグラスになるのか。あるいはKO勝利後、自分の立場の偉大さを理解し、伝説のようなキャリアを歩むチャンピオンになるのか」
東京ドームで行われた世界ヘビー級タイトルマッチで最強王者マイク・タイソン相手に大番狂わせのKO勝利を収めた後、激太り。イベンダー・ホリフィールドとの防衛戦であっさり敗れたダグラスを引き合いに出しながら、ルイスについて指摘した上でさらに続ける。