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「MVP男」レナードも認める実力 八村塁活躍のカギを握る“ある職人”の存在

米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が8日(日本時間9日)の本拠地クリッパーズ戦に開幕22試合連続でスタメン出場。1日に敵地で対戦し、八村自身はキャリアハイとなる30得点を記録するも125-150で敗れた相手に5試合連続35分超の出場となり、17得点、7リバウンド、4アシストをマーク。チームは優勝候補の一角相手に接戦を演じるも119-135で敗戦、2連敗となった。

デイビズ・ベルターンズ(左)と八村塁【写真:Getty Images・AP】
デイビズ・ベルターンズ(左)と八村塁【写真:Getty Images・AP】

八村と“3P職人”ベルターンズの同時起用で巻き返しに成功

 米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が8日(日本時間9日)の本拠地クリッパーズ戦に開幕22試合連続でスタメン出場。1日に敵地で対戦し、八村自身はキャリアハイとなる30得点を記録するも125-150で敗れた相手に5試合連続35分超の出場となり、17得点、7リバウンド、4アシストをマーク。チームは優勝候補の一角相手に接戦を演じるも119-135で敗戦、2連敗となった。

 クリッパーズがリードを得れば、ウィザーズが追い上げを見せる展開となったこの試合。八村は主にゴール下で活躍、相手のファウルを誘うなどしてキャリアハイとなるフリースロー7本を獲得し、全て成功させた。しかし、この試合で最も存在感を示したのはウィザーズの“3P職人”デイビズ・ベルターンズだった。

 今季スパーズから加入したラトビア人はリーグ屈指の3Pシューター。今季ここまで22試合の出場で84本の3Pを決めている。これは全試合出場する前提で考えると、最終的に313本の3Pを決める計算だ。NBAの歴史上、1シーズンで300本以上3Pを決めた選手は過去に、ステフィン・カリーとジェームズ・ハーデンしかいない。ベルターンズはこのリストに加わる可能性を十分に持っている。

 この試合を含む過去3試合で、38本中18本の3Pを成功させているベルターンズ。クリッパーズ相手にも6本の3Pを沈めた。昨季ファイナルMVPのカワイ・レナードも試合後の会見で「ベルターンズがリズムに乗った時にどうディフェンスするのがいいか」という質問を受け、「まずボールを持たせてはいけないんだ」と話し、ベルターンズの実力を認めた。

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