井上尚弥は「情け容赦なかった」 完敗ニエベスも衝撃「彼はとても強くとても俊敏」
ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(米カリフォルニア州)は9日(日本時間10日)、井上尚弥(大橋)が同級7位のアントニオ・ニエベス(米国)に6回終了TKOで下し、米デビュー戦で6度目の防衛に成功した。完敗したニエベスは「彼はとどまることがなかった。情け容赦なかった」とお手上げ状態だったことを明かしている。
井上の衝撃デビュー戦、6回TKO負けの敗者「彼はとどまることがなかった」
ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(米カリフォルニア州)は9日(日本時間10日)、井上尚弥(大橋)が同級7位のアントニオ・ニエベス(米国)に6回終了TKOで下し、米デビュー戦で6度目の防衛に成功した。完敗したニエベスは「彼はとどまることがなかった。情け容赦なかった」とお手上げ状態だったことを明かしている。米ボクシング雑誌「The Ring」公式サイトが報じた。
井上の衝撃の米デビューは裏を返せば、敗れたニエベスにとっても衝撃だった。序盤から積極的に攻め込む井上に対し、懸命にガードを固めながら勝機を伺ったが、好機を見出せず。反対に6回に猛ラッシュを食らい、この回終了後に棄権した。
試合後、ニエベスは井上に対し、お手上げ状態だったことを明かした。
「彼はとても力強く、とても俊敏だった」
こう称賛した上で、王者の完膚なきまでに打ちのめそうとしてくる闘志に脱帽した。