イ・ボミ、婚約者イ・ワン観戦で5位 独身最終戦は好発進「彼と2人で頑張っていく」
女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は28日、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で開幕した。2015、16年賞金女王のイ・ボミ(韓国)は2バーディー、1ボギーの1アンダーで首位と4打差の5位発進。婚約者の俳優イ・ワンが9月に婚約発表後初めて応援に駆け付けた中、独身最後のツアーで好スタートを切った。
婚約者の俳優イ・ワンが9月に婚約発表後初観戦、ボミ「もう一回頑張りたい」
女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアー選手権リコー杯は28日、宮崎CC(6535ヤード、パー72)で開幕した。2015、16年賞金女王のイ・ボミ(韓国)は2バーディー、1ボギーの1アンダーで首位と4打差の5位発進。婚約者の俳優イ・ワンが9月に婚約発表後初めて応援に駆け付けた中、独身最後のツアーで好スタートを切った。
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前半はパープレーが続いたが、後半に1つ伸ばした。485ヤードの11番パー5は、第2打をグリーン近くのバンカーに入れたが、1メートル半に寄せてバーディー。140ヤードの12番パー3は、6アイアンで1メートル半につけて伸ばした。13番は落としたが、12年に優勝した大会で5位発進した。
「今日は全部で26パットしかしていない。これがアンダーで回れた理由。チャンスはあまりなかったけど、ずっと我慢していたらバーディーが来た。難しいコースで1アンダーで回れてよかったです」
ラウンドを終えたクラブハウスでは、イ・ワンとハイタッチ。3か月ぶりに来日した婚約者に「久しぶりに応援してくれて今日はアンダーパーで回れた」と幸せそうな笑顔を咲かせた。難関ホールの最終18番を終える時には、メンタル面で変化を感じたという。照れ笑い見せながら語った。
「18番で上がる時、今までは『ボミのため』『ボミの家族のために』と一生懸命に頑張っていたけど、これからは彼と2人で頑張って行くことになってるから、どうかなって感じで(笑)。でも(ワンは)本当にゴルフが好きで、私ももう一回頑張りたい気持ちがあるから、来年も楽しんでいきたい」
優勝者や賞金ランク上位しか出られない最終戦。昨年は賞金83位で出場を逃した。「去年、出られなくて悔しかった。久しぶりに出て、いいプレーをしたいと思っていた。去年は何をしたらいいか迷っていたけど、今年は自分のスイングがわかってきた」と手応えがある。
10月のマスターズGCレディースでは2位に入り、賞金26位で出場。16年賞金女王の権利で得たシード権は今季が最終年だったが、50位以内に与えられる来季の出場権を獲得した。「これからもうちょっと練習して優勝争いしたい」。最終戦で自ら祝いの花を咲かせるつもりだ。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)