「努力しないのは人としてありえない」 再計量を放棄したネリにWBC会長も激怒
スライマン会長は人間性を問題視「減量の努力すら見せないのは…」
スライマン会長が問題視したのは、体重超過以上に再計量を命じられたにも関わらず、1ポンドを落とす努力を示さなかったネリの人間性だった。
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スライマン会長は「彼は食生活の節制プログラムを行なった。だが、この結末を見ることになった。体重を落とせなかった。それは1ポンド(450グラム)だったが、その努力すら見せないのは、人間として有り得ない」と憤りをのぞかせている。
再計量を命じられたネリだったが、落とす努力を放棄。ロドリゲス陣営と金銭で折り合いをつけようとしたが拒否されていた。お金で解決しようとしたネリに対し、記事でも「たった1ポンドの超過だったが、このボクサーは減量しようとすらしなかったのだ」と批判している。
現在ネリの体重超過トラブルに対する調査を進めているというスライマン会長。ドーピング違反、体重超過と問題行動を頻発させるメキシコの雄だが、ベルト再奪取が遠のいたのは確かだ。
(THE ANSWER編集部)