井上尚弥の「ネリ追放」意見に米メディア反応「追放には十分と感じているようだ」
前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)が、前日計量で規定の118ポンド(約53.5キロ)を1ポンド(約450グラム)オーバーし、前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との挑戦者決定戦が中止となった。度重なる問題児の騒動に、WBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)が自身のツイッターで「ボクシング界から追放でいい」などと投稿。これを受け、米専門メディアが井上のツイートを報じている。
計量失格のネリに井上尚弥が怒りツイート、米専門メディアが投稿を引用
前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)が、前日計量で規定の118ポンド(約53.5キロ)を1ポンド(約450グラム)オーバーし、前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との挑戦者決定戦が中止となった。度重なる問題騒動に、WBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)が自身のツイッターで「ボクシング界から追放でいい」などと投稿。これを受け、米専門メディアが井上のツイートを報じている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
日本時間23日、ネリの体重超過のニュースが世界に発信された。井上はネリ戦中止決定からほどなく、ツイッターを更新。「ネリどうしようもねぇな、、また計量失格」と切り出すと「こんな奴にゴタゴタ言われたくない。ボクシング界から追放でいい」と記した。常に紳士的で冷静な井上にしては珍しく、怒りを露わにした文面だった。ネリを巡っては本人、陣営を含め、今後の対戦候補に挙がる井上に対して再三、挑発していた。
今や世界を席巻する日本のモンスター。井上のツイートに反応したのは、米専門メディア「ボクシングニュース24」だった。「ナオヤ・イノウエはネリがボクシング界から追放されることを願っている」の見出しで記事を掲載。ツイートされた井上のコメントを引用し、さらにこう記した。
「イノウエは、この件はネリを追放するには十分だと感じているようだ。なぜなら、過去2年間において、他の2試合でも体重オーバーしたことがあるからだ。トータルでネリは過去9試合の内、3試合で体重オーバーしている」
ネリには“前科”があった。18年3月の山中慎介戦で大幅に体重を超過し、試合前にWBC王座を剥奪された。今年7月の元WBAスーパー王者フアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦でも1度目の計量でオーバーした末に再計量をクリア。今回のロドリゲス戦で2戦連続でオーバーとなり、常習犯とされている。