16歳コストルナヤ、合計476.00点GP連勝に露メディア驚愕「凄すぎてあり得ない結果」
フィギュアスケートスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯は23日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位のアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が154.96点、合計240.00点で優勝。2位の紀平梨花(関大KFSC)らを抑えてGPシリーズ連勝を飾り、2戦合計476.00点をマークしてGPファイナル進出を決めた。母国のロシアメディアも「凄すぎてあり得ない結果」と驚いている。
同じく連勝のトルソワを2戦合計で超える得点「トルソワを脇へ寄せた!」
フィギュアスケートスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯は23日、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位のアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が154.96点、合計240.00点で優勝。2位の紀平梨花(関大KFSC)らを抑えてGPシリーズ連勝を飾り、2戦合計476.00点をマークしてGPファイナル進出を決めた。母国のロシアメディアも「凄すぎてあり得ない結果」と驚いている。
その美貌も日本で話題の16歳が眩いほどの輝きを札幌で放った。紫の衣装に身を包んだコストルナヤは3回転アクセル―2回転トウループを決めたが、続く3回転アクセルの着氷でバランスを崩した。それでも、3回転ループを決めると、リズムを取り戻した。大人びた表現力と圧倒的なジャンプ力で一気に会場を惹き込み、以降はノーミス。紀平らを寄せ付けず、優勝を飾ってみせた。
フランス杯に続く連勝。合計点は236.00点に続く240.00点と2戦続け、小数点以下は「00」で揃うおまけつきで476.00点。これは同じくGPシリーズ連勝したアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)の475.49点を上回り、合計得点トップだった。ロシアメディア「life.ru」も「トルソワを脇へ寄せた! コストルナヤが凄すぎてあり得ない結果でGPシリーズ日本大会を勝った」と特集した。
記事では「前日SPでの世界記録を打ち立てた彼女はこの日もリンクの上で再び素晴らしかった。フリーでも彼女はリカ・キヒラとアリーナ・ザギトワを凌駕し、1位となった」と称賛。「コストルナヤは自信に満ちてGPシリーズを戦い、いとも簡単に2つの大会で勝利を収めた。その上、たった0.5点ではあるがトルソワを凌駕した!」と合計得点で同門の盟友を上回ったことを称えた。
コストルナヤ、トルソワにアンナ・シェルバコワも加え、ロシア勢3人でGPシリーズ6戦を独占してみせた。その中でもトップの得点でファイナル行きを決めた16歳。12月の大舞台も大きな注目を浴びそうだ。
(THE ANSWER編集部)