羽生結弦、300点超えで貫録V 2位に55点超大差、3年ぶりGPファイナル出場決定
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯は22日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)が195.71点、合計305.05点で3年ぶりの大会優勝を達成した。スケートカナダに続く連勝を飾り、同じく3年ぶりのGPファイナル進出を決め、母国のファンの前で王者が貫録を示した。
NHK杯3年ぶりの優勝、王者ここにありを高らかにアピール
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯は22日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)が195.71点、合計305.05点で3年ぶりの大会優勝を達成した。スケートカナダに続く連勝を飾り、同じく3年ぶりのGPファイナル進出を決め、母国のファンの前で王者が貫録を示した。
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羽生が日本で輝いた。冒頭の4回転ループで軸がやや傾きながらも堪えて着氷させると、続く4回転サルコウは綺麗に成功。中盤は美しいステップ、スピンで加点を引き出すと、3回転ルッツ、4回転トウループも着氷させた。後半の連続ジャンプが抜けて単発になる場面もあったが、最後に3回転アクセル―オイラー―3回転サルコウの高難度の3連続ジャンプを決め、意地を見せた。
滑り終えると大きく頷き、満足げな笑みを浮かべた羽生。札幌のファンからくまのプーさんのぬいぐるみが投げ込まれ、銀盤が黄色く染まる。そんなリンクの中心で大歓声を一身に浴びていた。貫禄の300点超えで見事優勝した王者。17年と18年は故障により出場できなかったGPファイナルの出場を決め、王者ここにありを高らかにアピールした。
ケビン・エイモズ(フランス)が250.02点で2位、ローマン・サドフスキー(カナダ)が247.50点で3位に入った。羽生は2位に実に55.03点の大差をつける圧勝となった。
(THE ANSWER編集部)