16歳コストルナヤ、新武器「3A-3T」投入も 練習で成功、大技成功なら史上3人目
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯は22日、開幕する。同日ショートプログラム(SP)が行われる女子シングルには、日本のエース紀平梨花(関大KFSC)が出場。第3戦のフランス杯を制した16歳アリョーナ・コストルナヤ、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワらロシア勢とGPファイナル出場をかけて激突する。
驚異の16歳が21日の公式練習で大技披露
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯は22日、開幕する。同日ショートプログラム(SP)が行われる女子シングルには、日本のエース紀平梨花(関大KFSC)が出場。第3戦のフランス杯を制した16歳アリョーナ・コストルナヤ、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワらロシア勢とGPファイナル出場をかけて激突する。
GPシリーズ連勝がかかるのはコストルナヤだ。今、フィギュア界を席巻している若きロシアの才女トリオの1人は、21日の公式練習で3回転アクセル―3回転トウループの連続ジャンプに成功。練習とはいえ、国際大会では史上3人目となる大技を成功させ、ユーロスポーツで解説を務めるイタリア人解説者マッシミリアーノ・アンベーシ氏は自身のツイッターでこう記している。
「NHK杯の練習セッションで、コストルナヤはトリプルアクセル+トリプルトーループ(3A+3T)のコンビネーションを決めた。国際大会ではリカ・キヒラとアリサ・リウしか成功させていない」
「3A-3T」は予定構成には組み込まれていないが、兼ねてから表現力には定評があった驚異の16歳。今季から3回転アクセルを跳び、さらに難しいコンビネーションも武器にするなら……。4回転を跳ぶアレクサンドラ・トルソワ、アンナ・シェルバコワに続く、GPファイナル出場へ大きく前進する。
(THE ANSWER編集部)