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八村塁、NBA最優秀新人賞の候補に 地元局特集「指名時、多数の批判を受けたが…」

チームは苦戦も、個人成績に注目「プレーヤーの能力を無視できない」

 ルーキー・オブ・ザ・イヤーは、NBAレギュラーシーズンで最も活躍したルーキーに贈られる栄誉。八村は、開幕から全11戦に出場し、平均で13.1得点、5.5リバウンド、1.7アシストをマークした。

「現段階において、ハチムラは素晴らしい。彼の3ポイントシュートはまだ磨きがかかっていないが、彼は50%の割合でフロアからシュートを放っており、現在のスコアはルーキーたちの7位に位置している。

 彼のプルアップジャンパー(ゴールに向かったドリブルから、急にストップし、ジャンプシュートすること)は称賛に値し、彼は定評よりも機動力があり、彼が接触されながらもフィニッシュし、自分の位置を掴むことを覚えればブラッドリー・ビールの驚異的な援護となる」

 現在、ウィザーズは3勝8敗と苦戦が続いているが、八村の成長を願っている。日本人3人目のNBAプレーヤーとなり、受賞すれば日本人初の快挙。同局は「彼の射程距離、水平線上のディフェンス速度、そしてネット下でのパワーには、多数のドラフトエキスパートが疑問を抱いた」と課題を指摘したものの、地元のゴールデンルーキーに対する期待値は高いようだ。

「言うまでもなく結果が何よりも重要となる。彼が悪いチームでプレーしているからといって、プレーヤーの能力を無視できない。なぜなら、多くのケースにおいてベストルーキーたちは成績の良くないチームにいるからだ」

 上を目指す日本の21歳は、世界最高峰の舞台で最大級の輝きを見せつつある。

(THE ANSWER編集部)


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