メドベが「跳びたい」4回転ジャンプに慎重なワケ「私にとって一番大切なことは…」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロシア杯は16日(日本時間17日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の平昌五輪銀メダリスト、エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)はノーミスの演技で148.83点、合計225.76点をマークし、2位に入った。キス・アンド・クライでファンから贈られた超巨大扇子を持って登場し、笑顔を見せるなど復調を感じさせた元世界女王は試合後、今後の4回転ジャンプについて言及した。複数のロシアメディアが伝えている。
ロシア杯で2位に入ったメドベージェワ、試合後に4回転ジャンプに言及
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロシア杯は16日(日本時間17日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の平昌五輪銀メダリスト、エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)はノーミスの演技で148.83点、合計225.76点をマークし、2位に入った。キス・アンド・クライでファンから贈られた超巨大扇子を持って登場し、笑顔を見せるなど復調を感じさせた元世界女王は試合後、今後の4回転ジャンプについて言及した。複数のロシアメディアが伝えている。
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「gazeta.ru」によると、試合後、メドベージェワは4回転ジャンプを跳ぶ若い選手たちが脅かす存在かと問われた。「いいえ、まったくその逆です。彼女たちは私を奮い立たせてくれます」と否定した上で、アレクサンドラ・トルソワ、アンナ・シェルバコワ(ともにロシア)ら、後輩たちに思いを明かした。
「3回転ジャンプや3回転を含めた連続ジャンプを跳ぶのが難しい時、私は4回転ジャンプを跳ぶトルソワやシェルバコワを見ます。彼女たちはミスもしますが、再び立ち上がって跳びます。そして、私は自分に腹が立ちます。ですので、誰かの4回転ジャンプが私に重圧を与えることはありません」
このように語り、4回転ジャンプを跳ぶ後輩たちと自らを比べ、不甲斐なさをエネルギーに変えてトレーニングに励んでいるようだ。一方で「championat.com」によると、今季のGPシリーズは3回転アクセル、4回転ジャンプを跳ぶ選手が勝っていることを引き合いに出し、「これらのジャンプを習得するつもりか」とも問われたという。