15歳トルソワ、2度転倒でも圧巻V 海外称賛「本当に目を見張るアスリートだ」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロシア杯は16日(日本時間17日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の15歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が160.26点、合計234.47点で同シリーズ2連勝。GPファイナル進出を決めた。後半には4回転トウループ―オイラー―3回転サルコウと圧巻の3連続ジャンプを着氷。実際のシーンを国際スケート連盟(ISU)も動画付きで公開し、海外メディアは「目を見張るアスリートで、本物だ」と称えている。
メドベらを抑えてGPシリーズ連勝「彼女の奮闘は本当に大したもの」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロシア杯は16日(日本時間17日)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の15歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が160.26点、合計234.47点で同シリーズ2連勝。GPファイナル進出を決めた。後半には4回転トウループ―オイラー―3回転サルコウと圧巻の3連続ジャンプを着氷。実際のシーンを国際スケート連盟(ISU)も動画付きで公開し、海外メディアは「目を見張るアスリートで、本物だ」と称えている。
2度転倒しても強かった。青い衣装に身を包んだトルソワは冒頭の4回転サルコウで転倒。後半にも3回転ルッツ―3回転ループの2本目でも転倒した。しかし、武器の4回転ルッツをはじめ、4回転トウループ―3回転トウループ、4回転トウループ―オイラー―3回転サルコウなど高難度のジャンプも連発。ミスを補って余りある演技構成を見せつけた。
終わってみれば、2位のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)に9点差をつける快勝。連勝でGPファイナル行きを決めた。ISU公式ツイッターは圧巻の4回転トウループ―オイラー―3回転サルコウを動画付きで公開。また、フロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」ツイッターも高く評価した。
「『サーシャ、頑張れ!』の大きな声が響き、特に冒頭の4回転サルコウで転倒した後のサーシャは戦闘モードに。アレクサンドラ・トルソワは本当に目を見張るアスリートだ」とミスに動じない精神力を称賛。「しかし、その後は大技のジャンプを決めたが、全体的なつながりを欠いていた」としながらも「それでも、彼女の奮闘は本当に大したもの――そして、大技のジャンプを決めて歴史を作った」と賛辞を記した。進化を止めない15歳。GPファイナルに早くも期待が膨らむ。
(THE ANSWER編集部)