[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

問題児ネリ、井上尚弥陣営を果敢に挑発「ドネアを過小評価」「あのパンチは効かない」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム決勝でノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ちを収めたWBAスーパー・IBF王者の井上尚弥(大橋)。元WBC同級王者の悪童ルイス・ネリ(メキシコ)は「彼らはノニトを過小評価していた」「パンチは効かない」とモンスター陣営を口撃した上で「もし、戦いたければオレはここにいる」と挑発している。米スポーツ専門局「ESPN」スペイン語版が報じている。

ルイス・ネリ【写真:Getty images】
ルイス・ネリ【写真:Getty images】

ロドリゲス戦を控えるネリが挑戦状「戦いたければ、オレはここにいる」

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム決勝でノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ちを収めたWBAスーパー・IBF王者の井上尚弥(大橋)。元WBC同級王者の悪童ルイス・ネリ(メキシコ)は「彼らはノニトを過小評価していた」「パンチは効かない」とモンスター陣営を口撃した上で「もし、戦いたければオレはここにいる」と挑発している。米スポーツ専門局「ESPN」スペイン語版が報じている。

 23日に米ラスベガスで行われるデオンテイ・ワイルダー(米国)―ルイス・オルティス(キューバ)の前座に登場するネリ。WBSS準決勝で井上が倒した元IBF王者エマニエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦するが、メキシカンの視線の先にはモンスターがあった。

「彼を標的にしているわけではないが、誰もが我々にイノウエと聞いてくる。自分は取り憑かれているわけでもなければ、懇願するわけでもないが、オレもライバルの選手だ。戦いたければ、オレはここにいる」

 記事によると、山中慎介との2度のタイトルマッチで、ドーピング違反と体重超過を犯した“問題児”はこう語ったという。さらに、世紀の名勝負となったWBSS決勝から井上陣営に「思うに彼らはノニトを過小評価していた」と挑発的な発言に出ている。

「彼は何もできないだろうと考えていたが、いいファイトになった。オレも気に入った。全てのファイターはイノウエをモンスターと考えてビビってリングに上がる。だが、あのパンチじゃ効かない。ノニトはパンチの応酬やコンビネーションもくぐり抜けた。彼はプレッシャーをかけ、攻略法も理解していた。10回に彼は痛めつけたが、倒すには至らなかった」

 下馬評を覆すドネアの奮闘から、ネリはモンスターの「パンチは効かない」と主張。ウーバーリ、テテ、リゴンドー……。バンタム級戦線の実力者が次々に挑戦状を叩きつける中、ネリも果敢に挑発に出ている。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集