ナダルに通用してもフェデラーは通じない? 敗者が語る「王者と帝王」の差とは
テニスの全米オープンは4日(日本時間5日)、男子シングルス4回戦でロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)がともに勝ち上がり、8強進出した。注目される準決勝の黄金カード実現にあと1勝と迫ったが、敗れた選手が両雄について言及。「フェデラーの方がよりタフな相手だ」と持論を展開している。米紙「ニューヨークポスト」が報じた。
全米OP準決で黄金対決の可能性…敗者が「フェデラーの方がタフだ」と語る理由
テニスの全米オープンは4日(日本時間5日)、男子シングルス4回戦でロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)がともに勝ち上がり、8強進出した。注目される準決勝の黄金カード実現にあと1勝と迫ったが、敗れた選手が両雄について言及。「フェデラーの方がよりタフな相手だ」と持論を展開している。米紙「ニューヨークポスト」が報じた。
フェデラーはコールシュライバー(ドイツ)に6-4、6-2、7-5でストレート勝ち。対するナダルもアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)を6-2、6-4、6-1もストレートで下した。
記事によると、ナダルに敗れたドルゴポロフは実現が迫るフェデラー対ナダルについて尋ねられ、両雄について言及。すると「僕にとっては、彼(フェデラー)の方がよりタフな相手だね」と断言した。その理由についてはフェデラー独特の戦いぶりがあるという。
「試合には本来、自分の流れとなる時間があるもの。しかし、フェデラーは対戦相手の時間を奪い去るんだ。ラファは、自分の時間を与えてくれる。その上での力勝負となる。自分の良さを出し合う試合になるんだ」
「王者」と評されるフェデラーと「帝王」と評されるナダルの両者をこのように比較。しかし、20度目のグランドスラム制覇を目指すフェデラーの方が上をいくようだ。