ウィザーズがスタメン変更へ 若さか経験か、八村塁の今後も占うポジション争いの行方
若手かベテランか、次戦は今後を占う上で興味深い試合に
もう一人の先発候補C.J.マイルズは、14年のNBAプレー経験を持つ32歳のベテラン。ジャズやペイサーズなどでプレーし、ウィザーズは6つ目の所属チームだ。怪我から復帰したピストンズ戦では12得点の活躍。ペイサーズ戦でも23分の出場で15得点を挙げ、好調をアピールしている。
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怪我人が多くいたこともあり、開幕時は八村やボンガに豊富なプレー時間を与えていたブルックスHC。しかし、マイルズや28歳のジョーダン・マクレイが復帰したペイサーズ戦では、八村には21分、ボンガには11分、ピストンズ戦でダブルダブルを達成したブラウンにも17分と、それぞれ短いプレー時間しか与えなかった。
ペイサーズ戦後の会見で「全ての選手がプレー時間を勝ち取らなければいけない」と話したブルックスHC。しかし、八村については「彼は自分の手でスタメンを勝ち取り、プレー時間を勝ち取ったんだ」と話し、今後の出場時間についても「18分から20分ほどのプレー時間の試合が多くなることは予想していない」と明かし、プレー時間を減らすつもりはないことを示唆していた。
若手を信頼し多くのチャンスを与えるか、それともベテランを起用して比較的計算のできる選手をスタメンに起用するか。次のキャバリアーズ戦は、ウィザーズの今後を占う上で興味深い試合になりそうだ。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)